今週は久しぶりに、資産の大きな下落を経験しました。
先週(3月30日)の資産報告では、以下のようなテーマで記事を書いていました👇
株価の上昇に支えられた配当投資が「順風満帆」に見えたあの週。
でも、だからこそ「守り」や「分散」に意識を向けよう、といった内容でした。
そして迎えた今週。
まさにその“順調すぎた流れ”に対して、一つの転機となるような出来事が起こりました。
📉 トランプ前大統領が発表した【相互関税政策】による世界的な株安
Contents
- ダウ平均は2,200ドル以上の暴落
- 中国の報復関税もあり、グローバルな貿易摩擦が再燃
- 私の保有資産も、前週比で**-7.93%の下落**
相場全体が揺れる中で、私自身の配当計画や投資スタンスも、いま**一つの“分岐点”**に差し掛かっているのを感じています。
今回の資産報告では、
- 今週の資産の動き(増減率ベース)
- 配当金の進捗
- 市場を揺るがすニュースの深掘り
- そして「この局面でどうするか?」という私の主観と覚悟
をしっかり記録しておきたいと思います。
1. 今週の資産状況(サマリー)
今週の資産は前週比 -7.93%と大幅に減少しました。
下落要因は明確で、**トランプ前大統領が打ち出した“相互関税政策”**が世界市場に波紋を広げたことによる、米国株式市場の急落です。
📰 相互関税ショックとは?
2025年4月初旬、トランプ氏は大統領選を見据えた経済政策の一環として、対中国・対EUへの報復関税強化を発表。
これに対抗して中国政府は、米国製品に対して最大34%の関税を課す方針を明らかにしました。
この“関税合戦”により、
- ダウ平均は2,200ドルを超える急落
- S&P500は6%超の下落
と、市場全体が**リスクオフ(安全資産志向)**に傾きました。
💡 私のポートフォリオへの影響
今回の下落は、特に米国個別株中心のポートフォリオにとっては痛手でした。
- 高配当銘柄(例:MO、VZ、T)も例外ではなく、全面安
- 投資信託では、NASDAQやバイオ系ファンドの下落が顕著
とはいえ、長期視点で見れば今回のような下落局面こそが、再投資や買い増しの好機とも言えます。
📊 資産全体の増減率(前週比)
🔻 合計資産(-7.92%)
→ トランプ前大統領の「相互関税」発言を受け、株・投信の大幅下落が全体資産を直撃。
🔻 預金・現金・暗号資産(-4.19%)
→ 新NISA枠の活用や買い増しにより、手元資金がやや減少。
🔻 株式(現物)(-8.69%)
→ 通信・インフラなど高配当株が売られ、ポートフォリオの中で最も大きく下落。
🔻 投資信託(-8.02%)
→ 米ハイテク・バイオ系ファンドの値下がりが影響。下落幅は株式に近い。
🔻 年金(-2.59%)
→ 比較的安定した運用のため、影響は軽微にとどまった。
🔻 ポイント(-7.75%)
→ 微々たる部分ながら、残高調整やポイント投資の影響で減少。
3. 💸 今週の配当金
今週は21,127円の配当金を受け取りました。
米国株の権利落ち後の着金が中心で、じわじわと**インカムゲイン(受取収入)**が積み上がっています。
💡 累計進捗(2025年4月5日時点)
- 今週の配当金:21,127円
- 累計受取額:730,991円
- 年間目標(300万円)に対する進捗率:24.37%
📈 所感コメント
4月上旬時点で24%超えは、なかなか良いペース!
この調子なら、7月〜8月の大型配当月で一気に50%突破も狙えそうです
4. 🌍 今週気になったニュース/経済動向
今週は、「相互関税ショック」とも言える2つの大きな経済ニュースが、投資家心理を冷やしました。
📰 ① トランプ前大統領の【相互関税】発表でダウ大暴落
2025年4月初旬、トランプ氏が大統領選に向けて打ち出した対中・対EUへの「相互関税強化」政策が、市場に大きな衝撃を与えました。
- 中国は報復として、米国製品に最大34%の関税を発表
- 結果、ダウ平均は2,200ドル以上の大幅下落
- S&P500も6%超の下落、広範なセクターが値を下げる
📉 影響ポイント
高配当株も例外ではなく、MOやVZ、Tなどが大幅安。
ただし、再投資戦略にとっては“買い場”と捉える視点も重要。
📉 ② 日経平均も連れ安、33,000円割れ
米国市場の流れを受けて、日本市場も急落。日経平均は一時33,000円を割り込む場面もありました。
- 自動車・機械・半導体など、外需関連が総じて下落
- 外国人投資家の売りも目立ち、市場はリスクオフへ
💡 所感
グローバル経済の不確実性が高まる中、積立投資・高配当投資の安定性が心の支え。
キャッシュポジションの確保や、段階的な買い増しが鍵になります。
🔍 投資家として押さえておきたい視点
- 市場急落時は**「狼狽売り」ではなく「再投資チャンス」**をどう捉えるか
- 利下げ期待は出るものの、物価・金利・為替はまだ流動的
- 「配当金という確かな収入源」があると、こういう時こそ安心材料に
5. 📉 暴落局面、ここでどうするか?配当戦略の“分岐点”にて
今回の下落を受けて、正直なところ——
**「あれ、こんなに下がるんだっけ?」**と感じました。
ここ数年、私のような高配当株投資家にとっては、
- 株価は堅調
- 配当は着実に増える
- 再投資すれば資産は加速的に増えていく
という、まさに「理想的な相場」が続いてきました。
気づけば、下落する感覚や“調整相場に備える姿勢”を忘れかけていたんです。
🔻 今回の暴落で感じたこと
- まだこれは序章かもしれません
- 今後さらに、本格的な下落局面が来る可能性もある
- 一部の銘柄では、減配や業績悪化も現実的に起こりうる
- いつまで続くのか…正直、誰にも分かりません
でも、それでも私は思います。
📌 「だからこそ、配当投資を選んだんじゃないか?」
株価は下がっても、
四半期ごとに届く**現金配当という“確かな果実”**は、私の支えです。
それが仮に減ってしまっても、
それでも「資産を自分でコントロールできている」という実感がある。
だから私は、この局面を**“折れずに、淡々と進む”分岐点**と捉えています。
6. 🧭 まとめ|この暴落の先に、何を見るか
正直、どこまで下がるのか、まったく分かりません。
前回の暴落は2020年、コロナショックによる急落でした。
あの時は、感染拡大という**制御不能な「外的要因」**が市場を襲ったのです。
今回は違います。
相互関税――つまり、**政策という「人の手で動かせるもの」**が火種となって、市場が大きく揺れ動いています。
こうした**“政治リスク”や“対立の激化”**も、今後の投資人生では何度も出くわすでしょう。
それでも、私たち投資家にできるのは「その波をどう乗りこなすか」を考え続けることだけです。
もしかすると今、
配当計画は「うまくいきすぎたフェーズ」から、“試されるフェーズ”へと入ったのかもしれません。
でも、ここで折れずに一歩ずつ進めば——
この経験すら、いずれ**“より強い資産”を築く糧になる**はずです。
📌 市場はいつも「揺れ」を伴う。だからこそ、信じた戦略を続けられるかが本質。
今回の相互関税ショックも、また一つの“学びの機会”として積み重ねていきます。
💬 試されるのは「計画」ではなく「姿勢」
「配当金で暮らす」という目標は、ブレていません。
でも、その道中に“揺さぶり”があるのは当たり前。
だからこそ、目標を見失わずに、一歩一歩、地に足をつけて進むことが大切だと、今週改めて感じました。