今週は資産が少し増えたけれど──実は「見直しの週」でした
2025年4月第3週。
私の資産は、**前週比+0.9%**とわずかに増加しました。
ですが、今回の資産報告でお伝えしたいのは「増えた金額」ではありません。
“中身を大きく整えた”ことが、今週のいちばんのポイントです。
特に、これまで保有していた分配型の投資信託(投信)を一部売却し、
その結果として**現金比率が+42.86%**まで上昇しました。
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分配型投信を売却した理由は?|私が見直した3つのポイント
Contents
理由①:分配が安定していなかった
「毎月分配がもらえる=安心」と思っていましたが、
実際には相場が下がると分配金が減る・止まるといったことも起きました。
もらえているようで、将来が読めない。
そんな不安が出てきました。
理由②:値下がりと分配金が見合わなかった
たとえば、月に5,000円の分配金が出ていたとしても、
基準価額(投信の値段)が大きく下がっていたら、トータルでマイナスになります。
「表面的な利益に惑わされていないか?」
そんな自問自答を繰り返しました。
理由③:自分の投資スタイルとズレが出てきた
私は、配当金を安定的に積み上げていくスタイルを大切にしています。
分配型投信の動きは、この戦略に合わなくなってきたと判断しました。
「最初は合っていたものが、時間とともにズレる」
投資ではよくあることだと思います。
損切りは失敗じゃない|投資スタイルを守るための判断
今回の売却では、含み損が発生しました。
いわゆる「損切り」です。
でも私は、それを失敗だとは思っていません。
むしろ、
「このまま保有し続けていたほうが、自分の軸を壊す」
そう考え、あえて手放す決断をしました。
整える=積み上げるための準備。そう思えば、今回の判断にも意味があると感じています。
次に備える現金化|チャンスに動ける“余白”を残す
投信を整理したことで、手元に現金が増えました。
私はこの状態を「動けない時期」ではなく、
「次に備える余白」としてポジティブに捉えています。
焦って買い直すことはせず、
今はPBRが低く、全体下落に巻き込まれた優良株など、
じっくり探していく準備を進めています。
まとめ:「整える」ことも投資の一部
資産が少し増えた今週。
でも、いちばん大事だったのは自分のスタイルを守ったことです。
- 合わない投資信託を手放す
- 冷静に判断し、整える
- 現金を持ち、次の一手に備える
投資は「増やす」だけじゃない。
「手放す」「整える」ことも立派な積み上げだと、改めて実感した週でした。