1. 【導入】“思ったより伸びない”というリアル
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ブログもYouTubeも、気づけば3ヶ月。
ほぼ毎日投稿を続けてきました。テーマも決めて、工夫も重ねて、クオリティも少しずつ上げているつもりです。
それでも——
収益は数百円、PVは伸び悩み、YouTubeの登録者数も大きな変化はなし。
数字だけを見ると、「これで意味あるのかな?」という思いが頭をよぎるのが本音です。
周囲を見渡せば、
「副業1ヶ月で収益5桁!」
「ブログで月1万PV達成!」
そんな実績が並び、自分が取り残されているような気さえしてくる。
でも、自分は自分。比べても仕方がない。
そう言い聞かせながらも、“このまま続けていいのか?”という迷いは、日に日に大きくなっていくように感じます。
2. 【過去との比較】前にもやった。だから分かる「壁」
実は、今回が発信初挑戦というわけではありません。
数年前にもブログを立ち上げ、「発信で何かを変えたい」と思っていた時期がありました。
そのときも、最初の1ヶ月は意気込んで投稿を続けました。
しかし——
- 思うようにアクセスは伸びず
- 収益もゼロに近く
- 誰に読まれているかもわからず
- 「意味がないのかも」と思い始め、やがてフェードアウト
「頑張ったのに報われなかった」
そんな苦い記憶が、今も心に残っています。
でも今回、またこうして戻ってきたのは、**「あのとき、やめたことを後悔していたから」**です。
悔しさを乗り越えて、もう一度挑戦してみたい。
そして同じ結果にはしたくない。
だから今回は、“継続のハードル”を下げつつ、**「仕組みで続ける」**をテーマに挑戦しています。
3. 【実践と改善】今回こそ続けるためにやっていること
前回の反省を踏まえて、今回は「とにかく投稿する」だけでなく、“続けやすい形”と“試してみたい工夫”を組み合わせることを意識しています。
■ ブログは毎朝7時に投稿
「毎朝7時に投稿する」と決めたことで、迷いが消えて、生活リズムにも馴染んできました。
特に朝に投稿すると、通勤・通学前に読まれる可能性が高まり、一定のアクセスが狙える点もメリットです。
また、毎朝投稿と決めることで「いつ書こう…」と悩むことがなくなり、逆に**“書く前提の1日”**が作れるようになりました。
■ 曜日ごとの投稿テーマで「迷い」を減らす
毎日更新を続けるには、「何を書くかで迷わない仕組み」が不可欠。
そこで曜日ごとにテーマを設定しています。
- 月曜:資産報告・配当記録
- 水曜:投資戦略や経済ニュースの深掘り
- 土曜:家計管理・生活に関する発信
- 日曜:アフタートーク的な振り返り など
こうすることで、「今日は何を書こう?」というストレスが激減。
記事のネタに困ることが少なくなり、“積み重ねること”に集中できるようになりました。
■ タイトルやサムネには「数字」や「問い」を入れる
タイトルのインパクトは、クリック率に直結します。
特にブログやYouTubeの世界では、“最初の3秒”でスルーされるか読まれるかが決まることも多いです。
そのため最近は、下記のような工夫を取り入れています。
- 数字を入れる(例:「月16万円の配当」「資産3,500万円から…」)
- 疑問形で引き込む(例:「この投資、続けるべき?」「やめ時じゃないのか?」)
- インパクトのある対比(例:「1週間で資産▲7.9%減!」)
読者が「自分ごと」として捉えられるように、数字・比較・問いかけの3つを意識して構成しています。
■ SNS(X)からの導線も強化中
いまはX(旧Twitter)も日々更新しています。
記事の要約や裏話をスレッドで流したり、動画の見どころを画像つきで紹介するなど、**「自分から流れを作る意識」**を持つようにしています。
単純にリンクだけを貼るのではなく、
- X独自の言葉で「読みたくなる一言」
- 投稿時間を固定(例:ブログは7時、Xは21時)
- 複数メディアを“つなげる”工夫(例:記事→YouTube動画、YouTube→ブログ詳細)
このように、小さな工夫を重ねることで、少しずつ反応が得られるようになってきました。
継続だけでは届かない。
だから、少しでも“続けた先に意味が生まれるように”、毎日「前回の自分より1つ上」を目指しています。
4. 【現状の数字】それでも、数字はまだ小さい
さて、ここまで取り組んできた「仕組み化」や「工夫」が、どれだけ成果に結びついているかというと——正直、まだ“手ごたえ”と呼べるものはありません。
- ブログ収益は月に数百円程度(クリック単価が低く、広告表示数も少なめ)
- PV数は日によって100前後を行ったり来たりで、バズる記事もなければ検索流入もまだ弱い
- YouTubeショートは再生される動画もあるが、登録者数は伸び悩み
- SNSの反応も、たまに「いいね」がつく程度
特にしんどいのが、「手をかけた投稿がスルーされたとき」。
その瞬間、心のどこかで「もういいんじゃないか?」という気持ちが湧いてきます。
でも、ここで思い出すのが**“前回やめたときの後悔”**です。
今回もここで止めたら、また同じことの繰り返しになる。
だから、数字がついてこなくても、自分が決めた「型」と「流れ」を守る。
一喜一憂せずに、数字は“副産物”くらいの気持ちで淡々と。
そう自分に言い聞かせながら、日々の更新を続けています。
5. 【本音】続ける理由は「前回、途中でやめたから」
もし私が“最初から順調にいくタイプ”だったら、ここまで悩んではいないと思います。
でも私は、何度も試して、何度も迷って、それでも**「もう一度だけやってみよう」と戻ってきたタイプ**です。
そして今回、いろいろ工夫しても数字が伸びない現実を前にして、改めて思うのは——
「結果が出ないからやめる」癖をつけたくない。
前回は、それが習慣になっていたように思います。
最初はやる気があっても、結果が出なければ続かない。
そして、また別のことを始めて、また同じようにやめてしまう。
そんな“自分へのがっかり感”が積もっていくのが、いちばんしんどかった。
だから今回は、**「自分に失望しないように」続けています。
収益の額でも、再生数でもなく、“続けている自分を誇れるか”**を大切にしています。
6. 【まとめ】成果が出る前にやめてしまうのが一番もったいない
発信を始めて3ヶ月。
数字だけ見れば、「やめても仕方ない」と思われてもおかしくない結果です。
でも、それでも続けているのは、前回やめたことを、今もどこかで後悔しているからです。
継続に才能なんていらない。
ただ、やめない理由を自分の中に持っていれば、人は意外と続けられる。
- 自分が決めた投稿ペースを守ること
- 反応がなくても、読んでくれる誰かがいると信じること
- 未来の自分に「よくやった」と言えるように、小さな更新を積み重ねること
そして何より——
“あきらめなかった自分”を、いつか誇れる日が来ると信じて。
今日も、投稿ボタンを押します。
もしこの記事が「今、伸び悩んでいる人」に届いたなら、それだけで十分意味があると感じています。
ともにこの“無風の時期”を抜け出せるよう、これからも地道に続けていきます。