✅ 市場はいつも「後出しジャンケン」
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「ここが買い時だった」
「あそこで売っておけばよかった」
──投資をしていると、誰もが一度はそう思いますよね。
でも冷静に考えてみてください。
それって結局、「結果を知ったからこそ言えること」=結果論なんです。
この記事は動画にもしてますので、よかったらご覧になってみてください。
📌 具体例:2025年4月初旬の関税ショック
今回の【トランプ前大統領による関税再導入発言】がまさにそれ。
たった一言の報道で、株式市場は激しく動きました。
- 📉 日経平均は一時、約3,000円近くの急落
- 📈 そして翌日には、2,000円以上の大幅反発
このタイミングで「売っておけばよかった」「今が買い時だった」なんて、
誰にだって“あとから”なら言える話です。
でも実際、事前にこの流れを正確に読める投資家なんて、ほぼいません。
🧠 専門家の予想ですら、当たるかは五分五分
- エコノミストの意見も分かれる
- 投資系YouTuberの意見も真逆
- AIも過去データに基づくだけで、未来は保証できない
つまり、「買い時・売り時」を完璧に当てるのはほぼ不可能ということ。
✅ 当てにいく投資は「疲れるだけ」
短期売買やタイミング投資は、当たれば大きな利益が出ます。
でも、同時にこんな“副作用”もついてきます。
❗ よくある悩み
- 毎日チャートを見てソワソワ…
- 少し下がると「売っておけば」と後悔
- 少し上がると「もっと買えば」と欲が出る
- 成功体験が忘れられず、また当てにいってしまう
こうなると、**投資が“楽しみ”ではなく、“不安と後悔のループ”**に変わってしまいます。
🔁 「当てる投資」から「積み上げる投資」へ
私が実践しているのは、配当金重視の長期戦略です。
- 毎月の配当金で“実感”できる成果
- 株価ではなく“キャッシュフロー”を気にする生活
- 配当が減らなければ、多少の値下がりも気にならない
たとえば今回のような急落でも、
**「お、利回りが上がったから買い増そうかな」**と、むしろ前向きにとらえられる。
💬 信じるべきは、「未来を当てる力」じゃない
どれだけ情報を集めても、どれだけ予想をしても、
結局「未来を当てる」ことには限界があります。
だからこそ、必要なのは──
✅ 自分の投資スタイルを信じて、続ける力
✅ 一喜一憂せず、積み上げる力
✅ 株価に振り回されず、キャッシュフローで安心する力
✅ “信じて進める力”が一番の武器
株価が急落したとき。
思わず、こんなふうに考えてしまうこと、ありませんか?
- 「あのとき売っておけば…」
- 「やっぱり買うタイミングを間違えた?」
- 「自分の判断って、本当に正しかったのか…?」
──これ、誰にでも起こる“投資家の自問”です。
でも、ここで冷静になって考えてみてください。
本当に大事なのは、「当たったかどうか」じゃない。
**「信じて進められるかどうか」**なんです。
🧭 投資に必要なのは「確信」じゃなく「覚悟」
完璧な投資判断なんて存在しません。
あるのは、「自分なりの根拠」と、それを信じて続ける覚悟だけ。
- 調べて、考えて、選んだ銘柄
- 配当やビジネスモデルを信じて保有した株
- 下がっても、「この企業なら持ち続けられる」と思える気持ち
▶ それがあるなら、もう十分です。
✅ “当てる投資”より“続ける仕組み”を持とう
一時的に当たることよりも、
「続ける仕組み」が整っているかどうかが、投資の明暗を分けます。
たとえばこんな工夫
- 毎月同じ額を積立投資する(ドルコスト平均法)
- キャッシュフローが可視化できる「配当管理アプリ」を使う
- 資産額より“配当の推移”を見て、気持ちを整える
- 含み損が出ても焦らず済むよう「生活防衛資金」を別に確保しておく
▶ “淡々と続けられる環境”があれば、投資はブレません。
✅ 今いちど、問いかけてみてください
投資は、未来が不確かだからこそ「自分との対話」が大事。
📣 自分にこう問いかけてみてください。
- ✔ 「買い時・売り時」を当てようとして疲れていませんか?
- ✔ 「なぜこの投資スタイルなのか?」明確に答えられますか?
- ✔ 「もし下がっても続けられる」仕組み、持てていますか?
💡 継続できる人だけが、資産形成に“勝つ”
投資は「一発の勝負」ではなく、「続ける力のゲーム」です。
- 株価の浮き沈みに振り回されない
- 周囲の騒がしさに惑わされない
- 小さな成果を積み重ねていく
▶ それができる人が、10年後、20年後に大きな差を生み出します。
✅ まとめ:信じるべきは「自分で決めた道」
どれだけ情報を集めても、
どれだけ過去のチャートを見ても、
未来は誰にも読めません。
だからこそ──
「自分の選んだ道を信じて進める力」
これが、何よりも価値のある武器になる。