こんにちは!今回は、年利9.66%という高利回りのポートフォリオを持つ行き過ぎた投資家の私が、「配当金で教育費を賄う」というテーマについて考えた内容を共有します。教育費のリアルなデータを基にシミュレーションを行い、「いき過ぎた投資」の視点も織り交ぜて、配当金がいかに家族の未来を支える力になるのかを深掘りしていきます。
1. 教育費はどれくらい必要?公立と私立での違い
Contents
まず、子どもの教育費がどの程度必要かを見てみます。以下のデータは文部科学省の「子供の学習費調査」を基に計算したものです。
教育段階 | 公立の総費用(万円) | 私立の総費用(万円) | 公立と私立の差(万円) |
---|---|---|---|
小学校 | 193.2 | 1,005.0 | 811.8 |
中学校 | 146.7 | 420.6 | 273.9 |
高校 | 153.9 | 320.1 | 166.2 |
大学(文系) | 0.0 | 558.0 | 558.0 |
合計 | 493.8 | 2,303.7 | 1,809.9 |
- 公立フルコース:約493.8万円(年間約27.4万円)
- 私立フルコース:約2,303.7万円(年間約128万円)
- 公立小・中・高+私立大学のミックス:約1,051.8万円(年間約58.4万円)
具体例:私のケースに当てはめると?
私自身、公立高校から私立大学に進学したパターンでした。この場合、教育費は約1,051.8万円で、年間にして約58.4万円。今の配当金(年間190万円)で十分カバーできることが分かります。
2. 配当金による教育費カバーシミュレーション
現在、私のポートフォリオは年利9.66%を達成しており、年間配当金は190万円。この配当金が教育費にどの程度対応できるのかシミュレーションしました。
配当金のカバー力
- 公立フルコース(493.8万円)
- 必要額:約27.4万円/年
- 配当金の**14%**でカバー可能。余剰資金:約162.6万円。
- 私立フルコース(2,303.7万円)
- 必要額:約128万円/年
- 配当金の**67%**でカバー可能。余剰資金:約62万円。
- 公立小・中・高+私立大学(1,051.8万円)
- 必要額:約58.4万円/年
- 配当金の**31%**でカバー可能。余剰資金:約131.6万円。
3. 「いき過ぎた投資家」の視点から見る配当金の可能性
私の投資は、リスクをある程度取りながら高配当銘柄に集中する「いき過ぎた投資」ともいえるスタイルですが、その成果が家族を支える基盤になっていることを実感しています。
具体例:投資先と戦略
- ポートフォリオの内訳は以下の通りです:
- 投資信託:55.2%
- エネルギーセクター:13.9%
- 生活必需品:16.4%
- 金融セクター:9.2%
- 素材:4.6%
- その他:0.7%
- 主に米国、ブラジル、英国の企業に分散投資しており、日本株は含んでいません。
- 特にエネルギーや生活必需品セクターへの集中投資により、安定した配当を得ながらも、投資信託でセクター全体のリスクを分散する戦略を取っています。
配当金の活用で得られる安心感
- 教育費が配当金で賄えることにより、年収500万円の生活費に余裕が生まれます。
- 配当金が積み上がれば、サイドFIREも現実的な目標になります。
- 配当金の一部を子供の金融教育に活用し、お金の価値や投資の考え方を伝えることが可能です。
4. 今後の課題と提案
今後の課題
- 配当金のさらなる積み上げ:現在の年間190万円を維持しつつ、300万円を目指します。
- 教育費以外の生活費の確保:教育費を配当で賄うことで、生活費の改善や再投資に資金を回す余裕が出ます。
- 子どもへの金融教育:配当金の具体的な使い道を見せながら、「資産を持つことの意味」を小さいうちから伝えます。
読者への提案:あなたもシミュレーションをしてみませんか?
教育費は家庭の大きな支出ですが、配当金や資産運用でそれをカバーできる可能性があります。ぜひ、以下の手順でシミュレーションを試してみてください。
- 教育費を計算する
- 公立・私立の選択を基に、子どもが大学卒業までに必要な費用を算出。
- 現在の投資収益を確認
- 年間配当金やポートフォリオの利回りを確認し、教育費と照らし合わせる。
- 不足分を補う方法を考える
- 配当金の積み上げ計画や追加投資の必要性を検討する。
まとめ:配当金が家族を支える未来
今回のシミュレーションで、配当金の偉大さを改めて感じました。教育費を賄うだけでなく、家族の生活に余裕をもたらし、さらにはサイドFIREの実現にも繋がる力があります。
「いき過ぎた投資家」としてリスクを取りつつ、成果を活用して家族を支える。そんな未来の可能性を、ぜひあなたも考えてみてください。そして、配当金を軸にした資産運用を通じて、あなたの家族にも安心と希望を届けてほしいと思います。
参考データ
以下のデータを基に、教育費のシミュレーションを行いました。ぜひご自身でもデータを参考にして計算を試してみてください。
- 金融庁「つみたてNISAを活用した資産運用の基礎」
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/index.html
このリンクを活用し、教育費や配当金の計画をぜひシミュレーションしてみてください。これらの参考データが読者の役に立てば幸いです!