導入:配当金がもたらす成長と選択の幅
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2024年12月、配当金と分配金で受け取った金額は236,979円。昨年の93,335円から約2.5倍に成長しました。配当金は、生活を支え、自己投資をし、さらに再投資で次の成長を生む大切な資金です。
また、これまで「ローンは絶対にしない」という考えだった私ですが、今回は投資効率を重視して分割払いを選びました。この選択がどのように資金効率を高めるかも含め、詳しく解説します。
1. 配当金の成長を振り返る:昨年 vs 今年(配当金なのでポートフォリオの一部です)
昨年(2023年12月)
- 合計配当金:93,335円
- PFE(ファイザー):何をしている会社? ファイザーはアメリカの大手製薬会社です。医薬品やワクチンを作るのが主な仕事で、新しい薬を研究・開発しています。特に、新型コロナウイルスのワクチン「コミナティ」で有名になりました。どんな人を助けているの? 病気で困っている人たちを助けるために薬を作っています。例えば、風邪や感染症だけでなく、がんや心臓病の治療薬も開発しています。大事なポイント 世界中の人々に影響を与える仕事をしている会社で、科学技術を使って健康を守る役割があります。
- PBR(ペトロブラス):何をしている会社? ペトロブラスはブラジルの国営石油会社で、石油や天然ガスの採掘、精製、販売を行っています。車のガソリンや工場の燃料になるエネルギーを作るのが主な仕事です。どんな人を助けているの? ブラジル国内外でエネルギーを必要とする人たちや企業に、石油やガスを供給しています。大事なポイント 石油を扱う会社として、エネルギー供給の中心ですが、環境への影響も考えながら、よりクリーンなエネルギーへの転換にも取り組んでいます。
- ENEOS:何をしている会社? エネオスは日本の大手エネルギー会社です。ガソリンスタンドで見かける名前ですが、それ以外にも、石油、天然ガス、太陽光エネルギーなど、幅広いエネルギーを扱っています。どんな人を助けているの? 車を使う人にガソリンを提供するだけでなく、工場や家庭にエネルギーを届けることで、日本の生活や産業を支えています。大事なポイント 最近では、再生可能エネルギー(太陽光や風力)にも力を入れていて、環境に優しい未来を目指しています。
- ソフトバンク:どんな会社?日本の大手通信会社で、スマホやインターネットのサービスを提供している。主な仕事:スマホの通信サービス(ソフトバンク、Y!mobile、LINEMO)。家庭向けのインターネット(ソフトバンク光やWi-Fi)。企業向けにクラウドやITサービスを提供。特徴:料金プランが多く、最新の5G通信も使える。配当金が多めで、投資家にも人気の会社。ポイント:スマホやネットを便利にする会社で、使いやすいサービスが特徴!
今年(2024年12月)
- 合計配当金:236,979円
- 分配金型投資信託(アライアンス・バーンスタイン、インベスコ):どんな投資信託?毎月や隔月に分配金(利益の一部)を投資家に支払うタイプの投資信託です。アライアンス・バーンスタインやインベスコは、世界中の株や債券に分散投資を行いながら安定した収益を目指しています。誰を助けるの?配当や安定収入を重視する人向け。投資の成果を定期的に受け取れるため、生活費の足しにしたい人に人気。大事なポイント:アライアンス・バーンスタイン:米国株に強みがある。インベスコ:世界中の優良企業に投資し分散を重視。分配金を再投資することで、資産をさらに増やすことも可能。
- TRMD(TORM):どんな会社?デンマークの海運会社で、主に原油や石油製品を運ぶタンカーを運営しています。世界中の石油輸送に欠かせない役割を担っています。誰を助けるの?石油を輸送してほしい企業(石油会社やエネルギー企業)を支援。海上輸送がスムーズに進むようにしています。大事なポイントエネルギー輸送の需要が高まると利益が増える。配当金を出すことが多く、投資家にも人気。
- HSBC:どんな会社?イギリスに本社を置く世界的な大手銀行です。個人向けの銀行業務から企業向けの融資、資産運用まで幅広い金融サービスを提供しています。誰を助けるの?貯金を預けたい人や企業、投資をしたい人、資金を借りたい企業など、金融を必要とする幅広い人々や組織を支援。大事なポイント:アジア市場にも強く、グローバル展開している。配当金が安定しており、長期投資向きの銘柄として人気。
配当金が成長した3つの理由
- 分配金型投資信託の導入
分配金型の投資信託は、毎月や隔月に分配金を受け取れる仕組みがあります。今年から積極的に導入したことで、毎月の収入が安定し、再投資がしやすくなりました。 - 高配当銘柄の追加購入
TRMDのような高い配当利回りを持つ個別株を買い増したことが配当金の増加に貢献しました。高配当株はリスクも伴いますが、分散投資を意識することでリスクを抑えつつリターンを狙っています。 - 円安の恩恵
外国株式の配当金はドルやユーロで支払われるため、円安が進むと円に換算した金額が増えます。今年は為替の影響で配当金の受取額が大きく増加しました。
2. 配当金の使い道:生活費と再投資
(1) 息子のための支出:30,000円
- 洋服代、ミルク代、知育玩具代として利用。
「配当金のおかげで、息子の生活を支えつつ安心して投資を続けることができています。」
(2) 再投資:206,979円
- 主な再投資先:分配金型投資信託、高配当株の追加購入
「再投資することで、将来的な配当金の成長を加速させます。」
3. 利回り5%で10年再投資した場合のシミュレーション
配当金のうち、206,979円を年5%の利回りで再投資した場合の成長シミュレーションです。
(1) 初年度の成長
- 年間配当増加額:206,979円 × 5% = 10,349円
- 月間配当増加額:10,349円 ÷ 12 = 約862円
「初年度だけで、月々の配当収入が約860円増える計算になります。これを繰り返すことで、配当収入がどんどん積み上がります。」
(2) 10年間の複利成長
再投資を毎年繰り返し、利回り5%で運用した場合:
- 初年度:206,979円 × 1.05 = 217,328円
- 2年目:217,328円 × 1.05 = 228,194円
- 3年目:228,194円 × 1.05 = 239,603円
- 4年目:239,603円 × 1.05 = 251,583円
- 5年目:251,583円 × 1.05 = 264,162円
- 6年目:264,162円 × 1.05 = 277,370円
- 7年目:277,370円 × 1.05 = 291,238円
- 8年目:291,238円 × 1.05 = 305,799円
- 9年目:305,799円 × 1.05 = 321,089円
- 10年目:321,089円 × 1.05 = 337,143円
結果:
10年間で元本が337,143円まで成長し、増加額は約130,164円となります。
(3) 複利効果の魅力
「再投資をすると、元のお金(元本)だけじゃなく、その増えたお金にもさらに利益がつくようになります。これが複利効果で、お金がどんどん増えていく仕組みです。例えば、小さな雪玉を転がすと、雪がくっついて大きな雪だるまになるようなイメージです!」
4. お金の使い方の変化:ローンという選択肢
これまで、「ローンを使うことは絶対にしない」という考えがありました。しかし、今回のパソコン購入では利息が企業負担だったため、投資効率を重視して分割払いを選びました。
分割払いを選んだ理由
- 資金減少ペースの平準化
- 16万円を一括払いすると資金が大きく減少しますが、分割払いにより毎月の負担が軽減され、浮いた資金を再投資に回すことができます。
- 投資効率の向上
- 例えば、16万円を利回り5%で投資運用すると、年間約8,000円のリターンが期待できます。このリターンは将来的にさらなる成長を生む元になります。
- 無駄を排除する感覚
- 資産運用を続けると、お金を無駄なく効率的に使う感覚が自然と身につきます。分割払いは、この感覚に基づいた合理的な選択でした。
5. 配当金活用と投資の未来
「配当金は生活を支える一方で、再投資により資産の成長を加速させる力を持っています。さらに、お金の使い方を柔軟にすることで、資産運用と生活のバランスを取ることが可能です。」
6. 来年への展望:さらなる成長を目指して
2025年は年間配当300万円を目指します。お金の使い方に柔軟性を持ちながら、配当金を最大限に活用し、次なる資産形成のステージへ進んでいきます。
読者へのメッセージ
「資産運用を続けると、無駄なくお金を活用する感覚が養われます。それは生活の安定にもつながり、より良い選択を後押ししてくれるでしょう。私の事例が皆さんの生活や投資のヒントになれば幸いです!」