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投資を始めたばかりの頃、SNSやYouTubeの情報に振り回され、思うように成果が出なかった…。
そんな経験を経て、「極端な意見に流されず、自分の投資ルールを持つこと」 の大切さに気づきました。
本記事では、私自身の失敗と成功の実体験 をもとに、
✅ SNSやインフルエンサーの意見に流されない投資の考え方
✅ 短期的な悲観論ではなく、本当に見るべきポイント
✅ 「下落局面で買う」シンプルな投資ルールの実践例
を解説します。
煽りのない、事実に基づいた投資の考え方を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください！
1. 投資を始めた頃、SNSの情報に流されていた話
投資を始めたばかりの頃、とにかく情報を集めようとSNSやYouTubeをチェックしていた。
そこには有名な投資家やインフルエンサーがたくさんいて、毎日のように「この銘柄は買い！」「今すぐ売れ！」と発信している。
当時の私は、そうした情報に振り回されていた。
- 「有名な人が推しているから」と飛びついて買う
- 「今は売り時」と聞いて、慌てて売る
でも、結果はうまくいかなかった。
冷静に振り返ると、「自分で考えた投資」ではなく、「誰かの言葉を信じて動いただけ」 だった。
- 買った銘柄はすぐに下がり、不安になる
- また別の人が「売りだ！」と言えば、焦って売る
結局、投資というより、ただの右往左往だった。
利益は出ず、気持ちも落ち着かず、これではダメだと思った。
2. SNSやインフルエンサーの意見に流されなくなった理由
そんな時、ふと気づいた。
「SNSのインフルエンサーは、私のお金で投資をしているわけじゃない。」
彼らがどれだけ知識や経験を持っていても、私の資産を増やしてくれる保証はない。
なぜなら、彼らの投資戦略は 「彼ら自身の資金量・リスク許容度・目的」 に基づいているからだ。
例えば、
- 資産が数億円ある人 → 多少の損失が出ても耐えられる
- 資産が100万円の人 → 一度の失敗が大きなダメージになる
| 項目 | 資産100万円の人 | 資産1億円の人 |
|---|---|---|
| 〇〇株の投資額 | 30万円（総資産の30%） | 30万円（総資産の0.3%） |
| 一時的に30%下落 | -9万円（大ダメージ） | -9万円（誤差レベル） |
同じ銘柄を買っても、状況はまったく違う。
なのに「この銘柄を買えば儲かる！」という言葉だけを信じるのは、リスクが大きすぎる。
さらに、インフルエンサーの多くは**「投資助言業」ではなく「影響力を持つ発信者」** だ。
- 「今すぐ買い！」と断言したほうが注目されやすい
- フォロワーを増やすため、あえて極端な発言をすることもある
でも、もしその通りに投資して損をしても、誰も責任を取ってくれない。
このことに気づいた時、私はこう思った。
「結局、投資の結果を受け止めるのは自分だけ。ならば、自分のルールで投資すべきだ。」
そこで私は、「下落局面で買う」というシンプルなスタイル に落ち着いた。
- SNSの情報は今も参考にするが、「最終的に決めるのは自分」
- 極端な意見には流されない
- 配当金や企業の財務状況を見て、買うべきタイミングを判断する
こうした考え方に変えたことで、投資の軸ができ、冷静に判断できるようになった。
3. 実際にこのスタイルがうまくいった例：エクソンモービル（XOM）
✅ コロナショック時の市場状況
2020年、コロナショックによって世界経済は大混乱に陥った。
原油価格も急落し、それに伴って石油関連株が大きく売り込まれた。
- 「石油の需要はもう戻らない」
- 「再生可能エネルギーの時代、石油株はオワコン」
- 「エクソンモービル（XOM）は減配や倒産のリスクがある」
SNS上では、こんな悲観的な意見が飛び交っていた。
実際、多くの投資家が不安を抱え、エネルギー関連株を手放していた。
✅ でも、私はシンプルに「下落時に買う」を実行
私は、SNSの喧騒を横目に、自分の投資ルールに従った。
- 株価が大きく下がると、配当利回りが上昇する
- XOMの配当利回りは取得時 8.43% にまで上昇
- 「この水準なら、配当が維持される限り、十分なキャッシュフローが得られる」と判断
ただし、配当利回りが高いだけでは買えない。
そこで、企業の財務状況を徹底的にチェックした。
- 配当は維持されているか？
- 減配のリスクはどれくらいあるか？
- 会社のキャッシュフローは安定しているか？
結果、XOMは財務的に「減配の可能性はあるが、耐えられる」と判断。
「この価格で買えれば、仮に数年低迷しても問題ない」と考え、41.27ドルで取得した。125株持っていたので、2020年当時XOMの年間配当は3.48ドルだったので、435ドルの配当をいただいたことになります。
数ヶ月後、原油価格は回復の兆しを見せ始め、XOMの株価も徐々に上昇。
現在では100ドルを超え、株価は2倍以上に！
さらに、配当も維持され、キャッシュフローは着実に増えた。
4. 極端な意見に流されなかったことが成功のポイント
✅ 「石油株は終わり」と言われても、財務を見ればまだ戦えると判断
当時のSNSでは、「石油業界はもう終わった」「XOMは倒産する」という声が多かった。
しかし、それは一時的な感情や、話題を集めるための極端な発言が多かった。
本当に終わったのか？ 自分の目で確かめるべきでは？
そう思い、私は実際のデータを見て判断することにした。
結果、XOMの財務はまだ十分に健全で、配当を維持できる余力もあった。
「今すぐに終わる会社ではない」と確信し、極端な悲観論には流されずに買う選択をした。
✅ SNSの意見を鵜呑みにせず、自分の基準で投資することの大切さ
SNSでは、極端な意見ほど注目される。
- 「この株は10倍になる！」→ 希望的観測
- 「この会社はもう終わり！」→ 恐怖を煽る発言
実際の企業分析や財務状況を無視して、感情的な発言が拡散されやすい。
もし、当時の私がその意見をそのまま信じていたら、XOMを買うことはなかっただろう。
しかし、「SNSの言葉ではなく、企業の本当の姿を見る」 という意識を持ったことで、良い判断ができた。
その結果、株価は2倍以上、配当も継続、キャッシュフローは安定。
SNSの意見に振り回されず、「自分のルールで投資する」ことの大切さを改めて実感した。
5. 私のブログ・動画で大切にしていること
✅ 「事実（自分の体験）に基づいた発信をする」
私の発信の軸は、「実際に自分が経験したことをもとに伝える」 こと。
- 自分が投資した銘柄
- どんな理由で買ったのか？
- その後どうなったのか？
こうした 「リアルな体験」 をもとに情報を発信し、単なる憶測や感情論で話をしないようにしている。
✅ 「過剰な発言や煽りはしない」
YouTubeやSNSでは、「今すぐ買え！」や「この株は危ない！」といった煽りが多い。
確かに、そうした強い言葉のほうが注目を集めやすいが、私はそういった手法を取らない。
- 「この投資法なら必ず儲かる」→ そんなものはない
- 「今すぐ買うべき銘柄！」→ それは個人のリスク次第
投資においては、「最終的に決めるのは自分」だからこそ、冷静な情報提供を心がけている。
✅ 「極端な意見ではなく、自分の投資基準に従うことの大切さを伝えたい」
- 短期の流れに惑わされず、長期的な視点で考える
- 感情に左右されず、財務状況や配当の安定性をチェックする
- 何よりも「投資は自己責任であり、自分の判断基準を持つこと」が重要
🌟 まとめ：投資で本当に大切なこととは？
投資を始めた頃は、SNSやYouTubeの情報に振り回されていました。
「この銘柄は絶対に上がる！」という言葉を信じて飛びつき、「もう売ったほうがいい」という意見に流されて手放す。
しかし、結局それでは自分の資産を増やすことはできなかったし、何より落ち着いて投資することができなかった。
そんな経験を繰り返すうちに、私は 「SNSのインフルエンサーは、私のお金で運用しているわけじゃない」 というシンプルな事実に気づきました。
彼らの発言には注目を集めるための意図が含まれていることもあり、資産規模やリスク許容度も自分とはまったく違う。
ならば、「投資の判断は自分で下すべきだ」 という結論に至りました。
そこで、私は**「下落局面で買う」** というシンプルなスタイルに落ち着きました。
XOM（エクソンモービル）を41.27ドルで取得した時も、SNSでは「石油株は終わりだ」と言われていましたが、企業の財務状況や配当の安定性を確認し、「まだ戦える」と判断。
その結果、株価は2倍以上になり、配当も維持され、安定したキャッシュフローを得ることができました。
この経験を通じて、私は 「極端な意見ではなく、事実（データ）をもとに投資判断をすることの大切さ」 を実感しました。
だからこそ、私のブログやYouTubeでは、自分の実体験に基づいた発信をすること を大切にし、
「過剰な煽りや感情論ではなく、冷静な投資判断のヒントを提供したい」と考えています。
投資の世界では、常に「これが正解だ！」という強い意見が飛び交います。
しかし、本当に大切なのは 「他人の意見に流されず、自分の投資ルールを持つこと」 です。
✔ 感情ではなく、データを信じる
✔ 煽りや極端な発言に惑わされない
✔ 最終的な判断は、自分のルールに従う
これが、私が実際に投資を経験して学んだ、最も重要なことです。
💡 投資に迷ったとき、思い出してほしいこと
1️⃣ SNSやYouTubeの意見は参考程度に。鵜呑みにしない
2️⃣ 短期の悲観論ではなく、企業の本質（財務・配当の安定性）を見る
3️⃣ 「誰が言ったか」ではなく、「何を根拠に言っているのか」を意識する
4️⃣ 「最終的に責任を取るのは自分」だからこそ、冷静な判断をする
投資は長い道のりですが、自分のルールを持つことで、振り回されることなく、安定した成長ができるようになります。
私自身、これからも事実に基づいた投資を続けながら、実体験をもとに発信していきます。
ぜひ、あなた自身の投資ルールを作り、自分の軸を持った投資家 を目指してください！
