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【年間25万円】「【日本株vs米国株】毎月配当ポートフォリオを実践!最終的に選んだのは…?」

📌 この記事でわかること

「毎月配当が欲しい!」と考えている方に向けて、実際に日本市場で毎月配当を狙ったポートフォリオを組み、運用してみた結果 を詳しく解説します。

日本株(REIT・インフラファンド・高配当株)で毎月配当を受け取る仕組みの作り方
実際に運用して感じたメリット・デメリット(収益性・リスク・安定性)
なぜ最終的にこの戦略をやめたのか?(成長性・分配金リスク・代替案)
現在の運用方針と、今「毎月配当」を狙うならどうするか?(最新の戦略紹介)

実際に 年間25万円の配当を日本市場で得ていた経験 をもとに、「本当に日本市場だけで毎月配当は可能なのか?」を検証しています。
また、現在の私が考える 「より合理的な毎月配当の戦略」 についても、具体的な銘柄を交えて解説。

「日本市場で毎月配当はアリなのか?」
「毎月配当を狙うなら、どんな戦略がベストなのか?」

これらの疑問に対する答えがこの記事で得られます!

なぜ「毎月配当」を目指したのか?

私はもともと 米国株を中心に「毎月配当を受け取れるポートフォリオ」 を構築していました。年間4回の配当金が基本である、米国株の中からMO、PM、VZ、XOMなどを組み合わせてポートフォリオを組み、毎月配当金を得られる仕組みを構築しました。

この運用を続けるうちに、ふと 「日本市場でも同じことができるのでは?」 という疑問が浮かびました。
米国株の毎月分配型ETFは人気がありますが、日本市場では基本的に 個別株は年1回 or 2回の配当が多く、ETFでも毎月配当を出すものはほとんどない という違いがあります。

しかし、日本株でも 配当月の異なる銘柄を組み合わせれば、毎月配当を実現できるのでは? という好奇心が湧き、試してみることにしました。
また、日本株であれば為替リスクがない というメリットもあります。
そこで、日本の REIT(不動産投資信託)、インフラファンド、高配当株を組み合わせたポートフォリオ を構築し、「毎月配当」を実現できるか検証することにしました。


実際に組んでいたポートフォリオ

以下のように、各月に配当金が入るように設計 しました。

配当月銘柄名種類配当利回り(目安)
1月トーセイリート投資法人REIT約5.0%
2月ジャパンインフラファンドインフラファンド約5.5%
3月カナディアンソーラーインフラ投資法人インフラファンド約6.0%
4月エスコンジャパンリート投資法人REIT約4.8%
5月ザイマックスリート投資法人REIT約5.2%
6月三菱HCキャピタル、ソフトバンク、エネオス高配当株約4.0〜6.0%
7月トーセイリート投資法人REIT約5.0%
8月ジャパンインフラファンドインフラファンド約5.5%
9月カナディアンソーラーインフラ投資法人インフラファンド約6.0%
10月エスコンジャパンリート投資法人REIT約4.8%
11月ザイマックスリート投資法人REIT約5.2%
12月三菱HCキャピタル、ソフトバンク、エネオス高配当株約4.0〜6.0%

このポートフォリオでは、1月〜12月までのすべての月に配当金が入るように調整 しています。


ポートフォリオの特徴

1. REIT(不動産投資信託)

日本のREITを活用することで、安定した分配金 を確保しました。特にエスコンジャパンリートやトーセイリートは、分配利回りが高めで魅力的でした。
配当利回りが4〜6%と高め
家賃収入を原資にしており、比較的安定している
金利上昇局面では価格が下がりやすい


2. インフラファンド

インフラファンドは、太陽光発電などの再生可能エネルギー事業から得られる収益を投資家に分配するファンドです。
配当利回りが5〜7%と高い
再生可能エネルギー事業なので、比較的景気の影響を受けにくい
流動性が低く、売買がしにくい


3. 高配当株

REITやインフラファンドはキャピタルゲイン(値上がり益)が狙いにくいため、成長性を考慮して高配当株も組み入れました。
値上がり益+配当の両方を狙える
業種を分散させることでリスク軽減
企業業績によっては減配リスクがある


年間配当25万円の実現

このポートフォリオを運用することで、年間約25万円の配当金 を受け取ることができました。
仮に 平均5%の配当利回り だとすると、投資額は 約500万円 程度だったと考えられます。

投資額配当利回り年間配当
約500万円約5%約25万円

この金額があれば、
光熱費・通信費をまかなうことも可能
すべて再投資すれば、資産拡大も狙える

実際に運用して感じたメリット

実際にこのポートフォリオを運用してみると、いくつかの 「思った通りのメリット」 を感じることができました。


✅ 毎月安定した配当が入る(予測しやすいキャッシュフロー)

このポートフォリオの最大の魅力は、毎月安定した配当が入ってくること でした。
通常、日本の個別株は配当を年1回または2回しか出しません。そのため、多くの日本株投資家は 「6月と12月に集中して配当金をもらう」 というスタイルになりがちです。

しかし、私は 配当の入金時期を分散 させることで、「毎月お給料とは別に、追加の収入がある」という状況を作りました。

例えば、2万円の配当が毎月入る という状況になると、次のようなメリットが生まれます。
毎月の生活費の補助になる(固定費の一部を賄える)
精神的な安心感が得られる(働かなくても収入がある感覚)
再投資のタイミングを自由に選べる(毎月投資に回せる)

実際、私の経験では、毎月配当が入ることで「資産が確実に増えている」という実感を得ることができました。
配当投資をしている人ならわかると思いますが、「配当金が入る」 というのは、投資のモチベーションを維持する上でとても大きな要素になります。


✅ 高配当利回り(5〜6%程度)でそこそこ稼げる

このポートフォリオの利回りは、平均5〜6%程度 ありました。
例えば、500万円を投資すれば、年間25〜30万円の配当が得られます。

銀行預金の利息と比べると圧倒的に有利(普通預金の金利は0.001%程度)
配当利回りが高いので、短期間で投資額の回収が可能
時間をかけて投資すれば、複利効果でどんどん資産が増える

特に、日本のREIT(不動産投資信託)やインフラファンドは、配当利回りが5%以上のものが多く、比較的安定した配当を出し続ける という特徴があります。
また、配当金が出るたびに再投資すれば、資産がさらに加速度的に増えていくことも期待できます。


✅ 特に大きな暴落もなく、一定のリターンを得られた

このポートフォリオを運用していた期間、大きな暴落はありませんでした。
日本株は米国株と比べると値動きが緩やか であり、特に REITやインフラファンドは急激な下落をしにくい 傾向があります。

例えば、米国株は金利上昇や景気の悪化で大きく下落することがある のに対し、日本のREITは 比較的ゆっくりとした動きをする ことが多いです。
このため、「株価が急落するリスクを抑えつつ、安定的に配当を受け取れる」という点では、ある程度成功していたと言えます。


4. しかし、やめることにした理由

このポートフォリオには大きなメリットがあったものの、最終的には 運用を継続しない という決断をしました。
その理由を詳しく説明します。


❌ 成長性が低い(キャピタルゲインが期待できない)

日本のREITやインフラファンドは、安定した配当を出す反面、価格の上昇があまり期待できない というデメリットがあります。
実際に運用してみると、配当は入るものの 株価自体はほとんど成長しない という状況が続きました。

例えば、
米国株は、配当+株価の成長が期待できる(VYMやSPYDなど)
日本の高配当銘柄は、基本的に株価の成長があまりない

このため、「資産を増やす」 という観点では、米国の高配当ETFや個別株の方が良いのでは? と思うようになりました。


❌ 分配金が減るリスクがある(特にREIT・インフラファンド)

REITやインフラファンドは、景気や金利の影響を受けやすく、場合によっては分配金が減るリスクがあります
例えば、

  • 金利が上がると、不動産の価格が下がり、REITの分配金も減る可能性がある
  • インフラファンドは、FIT(固定価格買取制度)の変更などで収益が減るリスクがある

日本の高配当株も同じで、業績が悪化すると、すぐに減配してしまう銘柄が多い です。
実際に、配当狙いで買った株が減配し、株価も下がると、ダブルパンチで損失が出る というリスクを感じました。

現在の運用方針と「毎月配当」を狙うならどうするか?

現在、私は 日本市場の「毎月配当」ポートフォリオから撤退し、米国の分配型個別株を中心に運用する方針 にシフトしています。

現在のメイン投資先

  • MO(アルトリア・グループ):タバコ株、高配当かつ安定したキャッシュフロー
  • PM(フィリップ・モリス):米国外のタバコ市場を主力とする高配当銘柄
  • BEN(フランクリン・リソーシズ):資産運用会社、安定した配当と割安感
  • KMI(キンダー・モルガン):エネルギーインフラ、パイプライン事業で高配当

なぜ、米国の分配型ETFではなく、個別株に投資しているのか?

私が JEPIやQYLDのような分配型ETFではなく、個別株を選択している理由 は以下の通りです。

  1. 配当の成長性を重視
    • 分配型ETFは毎月配当を得られるメリットがあるが、元本が減少するリスク もある。
    • 高配当個別株(MO、PMなど)は、配当を維持・増配する可能性が高い
  2. キャピタルゲイン(値上がり益)の可能性がある
    • 割安になっている個別株を購入すれば、将来的に値上がりの恩恵を受けられる。
    • JEPIやQYLDのようなETFは、キャピタルゲインよりもオプション収益が主軸。
  3. 減配リスクのコントロール
    • 分配型ETFは市場環境によって分配額が変動することがある。
    • 高配当個別株は、歴史的に 長期間にわたって安定した配当を維持している企業が多い

もし、今「毎月配当」を狙うならどうするか?

「毎月配当」という戦略自体は、短期的なキャッシュフロー目的であれば有効 だと考えています。
しかし、日本株だけで組むと 銘柄の選択肢が限られすぎる ため、次のような方法を取るのがベターだと思います。

✅ 最新の「毎月配当」戦略(2025年版)

  1. 米国の高配当個別株を軸にする
    • タバコ株(MO、PM):景気に左右されにくく、配当維持力が強い
    • エネルギー株(KMIなど):インフラ系の事業は配当が比較的安定
    • 金融・資産運用株(BENなど):金利環境が変わっても安定収益が見込める
  2. 日本市場のREITを補助的に活用
    • エスコンジャパンリート、トーセイリート、ジャパンインフラファンドなど
    • 日本のREITは、分配金が比較的安定しているが、成長性には欠ける
    • あくまで米国個別株の補完として使う
  3. 米国の割安な個別株を中心にリバランス
    • 例えば、景気後退局面で売られすぎた銘柄(通信株、消費安定株など)を組み込む
    • 「配当を維持できる+将来的な値上がりが期待できる銘柄」を厳選

このように、現在の方針では 「毎月配当を狙うためにETFに頼るのではなく、個別株を中心にポートフォリオを構築」 するのがベストと考えています。

まとめ:結局、日本市場の毎月配当戦略はアリか?

最終的に、日本市場での「毎月配当ポートフォリオ」は 短期的なキャッシュフローを得る目的であればアリ ですが、資産形成や安定収益という観点では、米国株の方が優秀だと感じました。

✅ 日本市場の毎月配当ポートフォリオは…

  • 初心者向けか? → 手軽に組めるが、成長性は低い
  • 安定収入としてどうか? → 分配金の減額リスクがある
  • 今ならどうするか? → 日本REIT+米国の割安高配当株を中心にリバランス

特に、「日本市場だけで毎月配当を実現しようとすると、銘柄が限定されすぎる」 という点が最大のネックです。

現在の結論:日本REIT+米国高配当個別株の組み合わせが最適

日本REITは補助的に使う(分配金の安定性は高いが、成長性が乏しい)
米国の割安高配当株(MO、PM、BEN、KMIなど)を中心にリバランスする
ETFは使わず、キャピタルゲイン+配当の両方を狙う運用がベスト

日本市場の「毎月配当ポートフォリオ」には キャッシュフローを得るメリット はあるが、
長期的な資産形成には向かないため、現在の私は 「米国の割安な個別株を中心に、高配当かつ増配が見込める銘柄へシフト」 しているというのが現状です。

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