この記事では、副業(ブログ・YouTube)を2か月続けてみて感じた「稼ぐことの難しさ」をリアルな経験をもとに書いています。
副業を始めたばかりの人は、
「とりあえず続けていれば、いつかは稼げるようになるのかな?」
「頑張れば、収益が伸びるのかな?」
と思うかもしれません。
でも、実際に2か月続けてみると、そんなに甘くないことが分かりました。
この記事では、
- 副業をやってみて感じた「想像以上に難しい点」
- 副業と配当金を比較して感じた「非効率さ」
- それでも副業を続ける理由
について、リアルな視点で掘り下げています。
✅ これから副業を始めようとしている人
✅ すでに副業を始めたけど、うまくいかずに悩んでいる人
✅ 「副業 vs. 配当金」の違いを知りたい人
こういった人に向けて、実際に副業をしてみて感じたリアルな悩みや気づきをシェアします。
1. 副業(ブログ・YouTube)の難しさを痛感している理由
Contents
ブログとYouTubeの運営を2か月続けてみて、思っていた以上に「稼ぐことの難しさ」を感じている。特に、以下の3つのポイントが強く実感している部分。
① すぐに結果が出ない
「努力がそのままお金になるわけじゃない」という現実
副業を始める前は、「毎日ブログを書いていれば、ある程度は成果が出るはず」と思っていた。
YouTubeも「ショート動画なら、再生されやすいのでは?」と考えていたが、実際はそんなに甘くない。
- ブログの現実
- 毎日記事を書いているが、アクセスは少しずつ増えているものの「収益化」にはまだ遠い
- Googleアドセンスも、申請したところで合格しなければ広告すら貼れない
- 仮にアドセンスに通っても、1PVあたりの収益は0.1円~0.3円程度
→ 1,000PVあっても100円~300円しか稼げない - もし1万円稼ぐなら、月3万~10万PVは必要(今のPVペースだとかなり遠い)
- 収益が発生するまでの「助走期間」が長く、すぐにお金にならない
- YouTubeの現実
- 収益化するには「チャンネル登録1,000人&総再生時間4,000時間(or ショート動画1,000万回再生)」が必要
→ たとえば、毎日ショート動画を投稿しても、1本の再生数が100~1,000回程度だと、収益化までに相当な時間がかかる - 「ショート動画はバズりやすい」と言われるが、実際には伸びる動画と伸びない動画の差が激しい
- 「どれが伸びるのか?」の法則が見えにくく、試行錯誤が必要
- YouTubeアルゴリズムの影響を受けやすく、努力した分だけ伸びるとは限らない
- 収益化するには「チャンネル登録1,000人&総再生時間4,000時間(or ショート動画1,000万回再生)」が必要
💡 「積み上げた分だけ確実に収益になる」わけではない → これが、配当金との大きな違い。配当金なら投資額に応じて確実に入ってくるが、副業は「やった分だけ稼げる保証」がない。
② モチベーションの維持が難しい
「これ、本当に意味あるの?」と不安になる瞬間が多い
- 副業で最も難しいのは、「成果が出るまで続けられるか?」
- 配当金は資産を積み増せば、翌月・翌年には「目に見える形で増える」のが分かる
- でも、副業は「やってもやっても、まだ稼げない」という状態が長く続く
💡 「継続さえすれば成功する」という保証がない
- 副業の成功者は「継続が大事」と言うが、「継続さえすれば稼げるのか?」という不安は常にある
- もし半年、1年続けてもダメだったら?という恐怖もある
具体的な不安ポイント
- ブログ記事を毎日書いているが、いつになったら収益化できるのか?
- 調べると「ブログは半年~1年かかる」と言われるが、それまで継続できるのかが不安
- 「毎日3時間使ってるけど、この時間の使い方は正解なのか?」という疑問が湧く
- YouTubeの動画が全然バズらないときの絶望感
- 「せっかく時間をかけて作ったのに、伸びない」
- 「どれが伸びるのか分からない」という無力感
- 何十本と作っても、収益化できなければ「ただの時間の浪費」と感じるリスク
💡 「今やっていることが、未来の収益につながる保証がない」 → これが、配当金との決定的な違い。配当金は「元本×利回り」で将来の予測が立つが、副業は「このまま続けても稼げるのか分からない」状態が長く続く。
③ 労力とリターンが比例しない
会社の給料と違い、「頑張れば確実にお金がもらえる」わけではない
会社の仕事との違い
- 会社の仕事は、毎日働けば「給料」という確実なリターンがある
- 副業は「働いても、何も稼げない日がある」
- たとえば、ブログで1記事書くのに3時間かかるが、その記事が「0円」のこともある
- YouTubeも、動画を作るのに1時間以上かけたのに、再生回数が100回以下だと「何のために作ったんだろう…」となる
💡 「努力が成果に直結しない」=モチベーション維持が難しい
- たとえば、ブログを1か月頑張って30記事書いても、収益がゼロなら「本当にこのやり方で合ってるのか?」と迷う
- 「ブログで月1万円稼ぐ」には、数万PVが必要(達成できる保証がない)
- 「YouTubeで月1万円稼ぐ」には、数十万回の再生が必要(どの動画がバズるか分からない)
配当金との決定的な違い
項目 | 副業(ブログ・YouTube) | 配当金 |
---|---|---|
収益の予測 | できない(バズるか分からない) | できる(配当利回りで計算可能) |
労力 | 必要(常にコンテンツを作る) | なし(投資後は放置でも増える) |
収益発生までの時間 | 数か月~数年かかる | 投資した翌月からもらえる |
継続の難易度 | 高い(モチベーション維持が難しい) | 低い(放置でもOK) |
💡 「努力とリターンが比例しない副業」 vs. 「資本が増えれば自然に収益が増える配当金」 → この違いがあるからこそ、配当金の方が「安定感がある」と感じてしまう。
2. 配当金との比較でより感じる「副業の非効率さ」
ブログやYouTubeを2か月続けてみて、**「思った以上に成果が出にくい」と実感する一方で、配当金の効率の良さを再認識している。特に感じるのが、「努力の予測ができない副業」と、「資金を増やせば確実に増える配当金」**の対比だ。
① 配当金は「資本」が増えれば確実にリターンが増える
副業はどれだけ頑張っても「収益の予測ができない」のに対し、配当金は投資額に比例して確実にリターンが増えるのが最大の違い。
📌 配当金の計算(利回り3~4%)
たとえば、現在のポートフォリオを考えると:
- 年間配当:190万円(行き過ぎた投資)
- 現実的なシミュレーションとして、利回り3~4%で計算すると…
投資額 | 利回り3%(年間配当) | 利回り4%(年間配当) |
---|---|---|
100万円 | 3万円 | 4万円 |
500万円 | 15万円 | 20万円 |
1,000万円 | 30万円 | 40万円 |
2,500万円 | 75万円 | 100万円 |
5,000万円 | 150万円 | 200万円 |
つまり、配当利回り3~4%のポートフォリオなら、
- 「100万円投資すれば、年間3万~4万円(毎月2,500~3,300円)」の収入
- 「1,000万円投資すれば、年間30万~40万円(毎月2.5万~3.3万円)」の収入
**「あと〇万円投資すれば、毎月〇円増える」と計算できるのが、配当金の強み。
一方、副業は「どれだけの時間をかけたら、いくら稼げるのか」**が読めない。
② 副業の収益化は読めない(努力が報われる保証なし)
- ブログ:1記事書いても0円の可能性あり
- YouTube:動画を作っても、再生数が伸びなければ0円
- アフィリエイト:リンクを貼っても、成約しなければ0円
- どれだけ時間をかけても、稼げるかどうか分からない
たとえば、「副業で月1万円稼ぐ」ことを目標にした場合:
📌 ブログで月1万円を稼ぐために必要なPV数
- 1PVあたりの広告収益(アドセンス)を0.2円とすると、
**月5万PV(1日1,700PV)**は必要 - 初心者が月5万PVを達成するのは至難の業
- 100記事書いても5万PVに届かないこともある
- そもそもSEOで上位表示されるか分からない
📌 YouTubeで月1万円を稼ぐための再生数
- YouTube広告の単価(1再生0.2~0.5円)で計算すると…
- 月5万回~10万回再生で1万円
- 1本1,000回再生なら、毎月50~100本の動画が必要
- ショート動画なら、100万回再生レベルが必要
💡 配当金は「投資額に比例して増える」のに対し、副業は「何時間やっても成果が出る保証がない」。
③ 副業は「労働」に近く、配当金は「資本」に近い
副業と配当金の最大の違いは、「自分が手を動かさなければいけないかどうか」。
📌 副業は「時間の切り売り」に近い
- 記事を書かないとPVは増えない
- 動画を作らないと再生数は増えない
- 「労働しなければ収益が生まれない」=給料と同じ構造
- 副業は「不安定なフリーランス」に近い
📌 配当金は「完全に資本が働いてくれる」
- 投資後は放置してもOK
- 仕事を辞めても、旅行していても、一定の収入が入る
- 「資産が自分の代わりに働く=本当の不労所得」
たとえば、年間40万円の配当金(月3.3万円)を得るには…
- 副業で 毎月3.3万円稼ぐには、5万PV~10万回再生が必要
- 配当金なら、1,000万円を投資すれば達成可能(利回り4%)
💡 「毎月3.3万円を稼ぐのに、労働をするか?お金を働かせるか?」 → この違いが、配当金の圧倒的な魅力。
④ 「副業をやる時間を投資に回した方が効率的では?」
副業に時間を使っていると、「この時間、投資の勉強に回した方が良くない?」と思うことがある。
📌 例えば、毎日2時間副業に使う場合
- 1か月で 60時間
- 1年間で 720時間
- 720時間を副業に使うと…
- ブログなら 100記事以上
- YouTubeなら 動画100本以上
- ただし「稼げる保証はない」
その一方で、720時間を投資の勉強に回していたら?
- 高配当株の分析に時間をかければ、より高利回りの投資ができる
- 100万円の誤った投資を防げるだけでも、720時間分の価値はある
- ETFやインデックス運用を学ぶことで、リスクを抑えながら安定した配当金を増やせる
💡 結局、副業で稼ぐよりも、投資で長期的に資産を増やした方が効率的では?と感じる瞬間がある。
3. それでも副業をやる理由
副業を2か月続けてみて、「配当金に比べると、やっぱり副業は非効率だな」と思うことは多い。
それでも続けているのは、やっぱり何かしらの意味があると思うから。
「副業のメリット」を理論的に考えればいくつかあるけど、
実際に自分が副業を続ける理由を振り返ると、こんな感情がある。
① 配当金だけでは資産が増えるスピードが限られる
「配当金は増えていくけど、それだけでFIREするには時間がかかる」
これは実際に、今リアルに感じていること。
たとえば、年間配当190万円は、確かにすごい金額。
だけど、「じゃあこのまま何もせずに、5年後・10年後にFIREできるか?」と考えると、ちょっと違う。
- 配当金は確実に入るけど、今のペースでは一気に増えない
- 投資元本を増やさない限り、大幅な収入増にはならない
- 副業があれば、「追加投資資金」を作るスピードが上がる
結局、配当金だけでは「ゆっくりとしか資産が増えない」。
副業で収入を増やせれば、投資スピードが加速する。
ただし、「その副業で稼げるようになるのか?」はまだ分からない。
それが今、一番の課題。
💡 「副業で稼いだお金を投資に回せば、資産が増えるスピードは上がる」
💡 「だけど、そもそも稼げるようになるのか? まだ実感はない」
② リスク分散としての副業
副業をやるもう一つの理由は、「収入源のリスク分散」。
これも、「頭では分かっているけど、実感できているか?」と言われると微妙なところ。
投資にはどうしても市場リスクがある。
- 株価の暴落が起こると、一時的に資産が大きく減る
- 企業の業績が悪化すると、減配や無配になるリスクもある
- 「市場の影響を受けない収入源」があると安心感が増す
だからこそ、副業を持っておくことで**「投資だけに頼らない仕組み」を作ることができる**…とは思う。
でも、今のところ副業の収益はまだゼロ。
実際に「収入源の分散」になっているとは言えない状態。
💡 「副業が育てば、投資と合わせてリスク分散になる」
💡 「でも、今のところ副業の収益はゼロ。実際に稼げてないと分散とは言えない」
③ 副業は「将来的な資産」になる可能性がある
副業がもしうまくいけば、**「働かなくてもお金が入る仕組み」**を作れる可能性がある。
これは、配当金と似た考え方。
でも、今の自分には、まだ「その未来が見えていない」。
- 2か月間、毎日ブログを書いても、今の時点では収益ゼロ
- YouTubeもショート動画を投稿し続けているけど、再生数が安定しない
- 「このまま続けて、本当に資産になるのか?」という不安は常にある
「ブログやYouTubeは、継続すれば自動収益化できる」と言われるけど、
それは「稼げるようになった人」の話。
今の自分には、まだその確信が持てない。
配当金と違って、副業は「努力が無駄になる可能性」がある。
それでも続けるのは、「もしかしたら未来の資産になるかもしれない」という期待があるから。
💡 「副業は資産になる可能性がある。でも、今はまだ何も見えていない」
💡 「このまま続けることで、本当に資産になるのか? それが不安」
📌 最後に一言
「副業は資産になるかもしれないし、投資と組み合わせれば強いのは分かる。でも、今のところ、何も成果が出ていない。」
「このまま続ければ、結果は出るのか?」
「努力が無駄になったらどうしよう?」
そんな不安と戦いながら、「とりあえず、やれるところまでやってみる」というのが、今のリアルな心境。
この記録が、同じように副業を始めた人、悩んでいる人の共感につながれば嬉しい。