今週は新たな買いはなし──でも「何もしなかった」わけではない
資産が増えた週や、配当が入った週には、「何を買ったのか?」とよく聞かれます。
でも今週は、あえて“買わない”という判断をしました。
それは「様子見」ではなく、
“自分の投資軸を確認する時間”としての1週間だったからです。
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分配型投信の整理が完了、次のステージへ
先週から進めていた分配型投資信託の整理が完了し、
ポートフォリオの中で偏りすぎていた部分をリセットできました。
その結果、手元には**一定のキャッシュ(現金)**が残りました。
この現金をどう使うか──それを考えるために、今週は「動かない選択」をしたのです。
「攻めなかった」のではなく「準備を優先した」
投資においては、行動することがすべてではありません。
焦って買って後悔するくらいなら、見送る勇気も大切です。
私は、「買わなかった週こそ、投資家としての成長が問われる」と思っています。
「買っていない週に、何をしていたか?」
それが、自分の積み上げになる──そう信じています。
次に狙うのは“割安株”|PBRと全体下落に注目
現金を持ったことで、
次に狙う銘柄をじっくり探す時間ができました。
現在注目しているのは、以下のような特徴を持つ株です:
- PBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄
- 全体相場の下落に巻き込まれて売られている企業
- 本来の企業価値が高く、見直される可能性がある株
いわゆる“投げ売り”された優良企業を、
冷静に拾っていける準備が整ってきました。
具体的な方針:広く買わず、集中して選ぶ
これからの再投資では、
**「銘柄の数を増やすより、“信じて積み上げられる株”を厳選する」**方針です。
分配型投信を減らしたことで、
ポートフォリオの自由度も増しました。
配当とルールが支えてくれる、“待つ投資”
今週は、新しい株を買いませんでした。
でも、その背景にはちゃんとした「仕組み」と「支え」があります。
それが、これまで積み上げてきた
- 配当収入(月平均 約16万円)
- 投資ルール(現金比率・分散・利回り)
この2つです。
投資で迷うとき、支えてくれるのは“数字”と“仕組み”。
だからこそ私は、買わなかった週も不安ではありません。
まとめ:「動かない判断」も投資の一部
今週は、あえて何も買いませんでした。
でもそれは、
- 損切りを終えたばかりだったこと
- ポートフォリオを整えたばかりだったこと
- 次の投資先をじっくり探す時間が必要だったこと
この3つを踏まえた“前向きな判断”です。
投資に「派手さ」はいりません。
むしろ、「地味な週こそ、あとから意味を持つ」。
私はそう信じて、来週の動きに備えています。