① 私たちはなぜ、“国が何とかしてくれる”と考えてしまうのか?
子どもの頃から、「困ったときは国が助けてくれる」となんとなく信じてきませんでしたか?
義務教育では、政治の役割=“国民の生活を豊かにすること”だと教わります。
もちろん、これは間違いではありません。実際、給付金や支援制度、減税措置など、ありがたい制度もあります。
ただ問題は、それがすべての人に公平に届いているわけではないということ。
たとえば:
- 所得制限で支援対象外になる家庭
- 子どもが1人だと受けられない優遇制度
- 非正規やフリーランスが制度の「スキマ」に落ちること
…こうした“届かない恩恵”に直面するたびに、「あれ?思ってたのと違う…」と感じた人も多いのではないでしょうか。
そして気づくのです。
**「待っていても、家計はよくならない」**と。
② 政治ではなく、“行動”で家計は変わる
じゃあ、どうすればいいのか?
答えはシンプルです。
“期待”を“行動”に変える。
家庭の未来を変えるカギは、政治家でも制度でもなく、自分たちの手の中にあります。
たとえば我が家の場合――
- 月収は約35万円
- 生活費は25万円前後に抑えて、残りはすべて再投資
- これにより、毎月約16万円の配当収入を得る仕組みをつくりました
これがあるだけで、「もしも何かあってもなんとかなる」という安心感につながっています。
さらに、こんな工夫も重ねています:
- お昼はお弁当持参で食費管理
- お小遣い制度なしで、本当に必要なものだけを買うスタイル
- 家計簿は夫婦それぞれがマネーフォワードで管理
つまり、「国がくれるものを待つ」よりも、「自分で作れるものを積み重ねた」方が、確実に家計が安定するんです。
③ 期待が大きいほど、裏切られたときのダメージも大きい
「政治に裏切られた」と感じる人、実はすごく多いと思います。
- 所得税・住民税・保険料…上がってばかり
- 年金受給は先延ばし、もらえる額も減っていく一方
- 「子育て支援」と言われても、該当条件が狭すぎて対象外…
こうした状況に強い“期待”を持っていた人ほど、裏切られたような感覚になるのも無理はありません。
でも、ここで大事なのは感情に流されないこと。
不安や怒りでSNSを眺めているだけでは、何も解決しません。
それどころか、精神的にどんどん不安定になって、家計の判断すらブレてしまいます。
私自身、株価が下がったときでも配当が入ることで、「自分には守りの土台がある」と思えるようになりました。
備えがあるから、不安に強くなれる。
頼りすぎないから、落ち込まずにすむ。
これは、制度や政治への“期待”を手放し、「自分の軸」を持ったからこそ得られた感覚です。
④ 家庭を豊かにするのは、政治ではなく“暮らしの積み重ね”
生活にゆとりを感じる瞬間って、どんなときでしょうか?
豪華な外食でも、高級品を買った時でもなく、
「毎月ちゃんとお金が残っている」と実感できたときだと、私は思っています。
うちの家庭では、収入が爆発的に多いわけではありません。
総支給で約35万円。その中でどう回していくかを、毎月「地味だけど確実に」考えてきました。
たとえばこんな工夫を続けています:
- お昼はお弁当持参(月1万円以上の節約に)
- 通信費は楽天モバイル+楽天ポイント使用で大体2000円以内。
- お小遣い制度をやめて、「必要なときに買う」スタイルに変更
- 投資は基本的に高配当株+インデックスで構成(利回りは年9%)
この生活、華やかさはありません。でもその分、“自分たちのペースで積み重ねられる安心”があります。
正直、「国の支援がなくても生活できる力」がついたことが、一番の自信になっています。
制度が変わっても、自分の生活は揺るがない。
そんな暮らしを、自分の手で築けるという実感。
これこそが、真の“生活の豊かさ”じゃないかと思うんです。
⑤ 「自分で備えてある」という感覚が、心の支えになる
未来が読めない時代です。
年金も、税制も、教育費も、どれも「こうなる」と断言できない。
それなら、最初から**“制度に頼り切らない前提”**で考えておいた方が、気持ちが楽になります。
我が家の配当金は、現在月16万円ほど。
これがあるだけで、たとえ収入が一時的に減ったとしても、精神的にかなり余裕が持てます。
しかもこの配当金は、少しずつでも再投資していけば、雪だるま式に増えていく。
つまり、政治や社会の変化に振り回されるのではなく、
**「自分たちでコントロールできる部分を増やす」**というのが、心の安定につながるわけです。
不安定な時代だからこそ、
「何があっても大丈夫」という備えを持っておくことが、一番の安心材料。
⑥ まとめ|「家庭を守る」のは政治じゃない、自分たちの暮らし方
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
正直、政治に文句を言いたくなる気持ちも、わかります。
でも同時に、そこに感情を使いすぎると、“本当にコントロールできること”に力を注げなくなるんですよね。
私たちができるのは、「家庭をよくするための行動」を積み重ねること。
派手じゃなくていい、目立たなくてもいい。
- 日々の支出を見直す
- 自分に合った投資を始める
- 将来の選択肢を広げるために学ぶ
これらはすべて、“政治に期待しなくても大丈夫な家庭”を作るための一歩です。
最後に一言
政治の風は変えられない。
でも、私たちは帆の向きを変えられる。
そうやって、家庭を前に進めていきましょう。