「お金で幸せは買えるのか?」
この問いに、あなたはどう答えますか?
タワマン、輸入車、高級ホテル――
そうした“贅沢”を想像する方も多いかもしれません。
でも、実はもっと多くの人が本当に欲しいのは、**「安心」や「心の余裕」**なのではないでしょうか。
私は今、毎月16万円の配当金を受け取りながら生活しています。
これは、高配当株や投資信託などから得られる“働かなくても入ってくるお金”です。
贅沢な暮らしではありませんが、
「赤字の不安がない」「先の見通しが立つ」「働き方の選択肢が広がる」など、
お金によって“生活と心の安定”を手に入れた実感があります。
この記事では、私が配当月16万円の生活を通じて感じた
**「お金で買えた“安心”の価値」**を、具体例とともに丁寧にお伝えします。
【① :あなたは、お金で安心を買いたいと思いますか?】
「お金で幸せは買えるのか?」
誰もが一度は考えたことのある問いかけですよね。
高級車やタワーマンション、豪華な旅行…。
そんな“モノ”に囲まれた生活を想像する一方で、
どこかで「本当にそれで満たされるのか?」と心の中で問い返している人も多いのではないでしょうか。
でも、私がこの数年で感じたのは、
“幸せ”は難しくても、“安心”ならお金で買えるということでした。
◆ 「月16万円の配当」という“自動で入ってくるお金”
私は今、毎月約16万円の配当金を受け取っています。
働かなくても自動的に振り込まれる、いわば“仕組み化された収入”です。
これは、何もしないで手に入ったわけではありません。
数年かけてコツコツと投資を続けてきた結果、
ようやく手にしたこの「月16万円」という金額は、贅沢とは無縁のものですが、
それ以上に“心の余裕”を与えてくれるものでした。
◆ お金の不安が消えたら、日常が変わる
たとえば、
- 給料日前に銀行残高を見てハラハラすることがなくなった
- 子どもが熱を出して仕事を休んでも、焦らなくてよくなった
- 大きな買い物をするとき、「無駄遣いかな」と思わなくなった
この変化は、小さなようで大きなものでした。
この記事では、そんな**「お金がくれた安心感」**について、
実際の数字や生活の変化を交えながらお伝えしていきます。
【② 月16万円の配当生活とは?】
◆ どこから生まれているの?この配当金の仕組み
まずは「配当金ってどうやって得ているの?」というところから。
私は現在、主に以下のような金融商品を通じて配当を得ています。
- 米国・日本の高配当株(例:MO、VZなど)
- 高配当型の投資信託やETF
- 毎月分配型ファンドの一部(リスクとリターンを承知のうえで)
投資元本はおよそ3,500万円。
そのうち利回り約9%の超高配当ポートフォリオに投資することで、
毎月約16万円の不労所得を得ています。
◆ この16万円で何ができているのか?
私はこの配当金を「生活費の基盤」として使っています。
具体的には、以下のような支出をカバーしています。
項目 | 月額 | 備考 |
---|---|---|
食費(家族3人分) | 約5万円 | 自炊中心、お弁当持参 |
通信費(スマホ・Wi-Fi) | 約1万円 | 格安SIM・楽天ひかり利用 |
保険料(生命・医療) | 約1万円 | 最低限の掛け捨て型 |
光熱費 | 約1.5万円 | 電気・ガス・水道の合計 |
雑費・日用品 | 約2万円 | 子育て費含む |
合計 | 約10.5〜11.5万円程度 | 余剰分は貯蓄 or 再投資 |
つまり、生活費の半分近くを“働かずに”まかなっている状態です。
◆ 月収との比較で見える「安心感」
私の毎月の手取り収入は約27〜28万円。
そのうち16万円が配当でカバーされているということは、
**「実質的に使える自由なお金が増えた」**ということになります。
この余剰資金をどう使うかは人それぞれですが、
私の場合は以下のような選択をしています。
- 突発的な出費への備え(病気・修理など)
- 家族とのレジャー費(週末の外出、ちょっとした外食など)
- 自己投資(資格取得、プログラミング学習など)
これらはすべて、精神的な余裕がなければ難しい選択肢でした。
【③ お金で買えた“安心”の中身】
「安心」と一口に言っても、人によってその中身はさまざま。
私が配当金によって得られたのは、精神的な余裕・時間的な自由・選択肢の広がりでした。
具体的に、どんな“安心”が生まれたのか?3つに分けて紹介します。
● 赤字への不安がなくなった
毎月の給料が振り込まれるまでの「あと○日」を気にしていた日々。
「今日は外食を我慢しよう」「今月はもう使えないな」と財布を覗き込む時間。
——あれって、想像以上にストレスですよね。
でも、月16万円の配当金が毎月コンスタントに入ってくる今は違います。
- 固定費はほぼカバー済み
- クレジットの引き落とし日も怖くない
- ちょっとした出費も「まぁいいか」で済む
この安心感があるだけで、生活全体に落ち着きが生まれました。
● 将来に対して前向きになれた
老後2000万円問題、年金不安、インフレ、医療費の増加…。
将来のお金の不安って、考え出すとキリがないですよね。
でも、配当金という“仕組みで生まれる収入”があるだけで、
「未来も今の延長線上で何とかなるかも」という気持ちになれました。
具体的には、
- 将来の生活費の一部をすでに確保している安心感
- 子どもの教育資金を「収入だけでなんとかしなくてもいい」という余裕
- 積立投資+高配当の“2本柱”での資産形成による安定感
これらが、私の不安を“前向きな選択肢”へと変えてくれました。
● 働き方の自由度が増した
- 「今の仕事をずっと続けるのがしんどい」
- 「本当は別の分野にもチャレンジしたい」
- 「でも、今辞めたら収入がなくなる…」
そんな思考の“袋小路”から抜け出せたのは、
月16万円の配当が、心理的な逃げ道になってくれたからです。
私にとってこの金額は、
- 「時短勤務にしても何とかなる」
- 「転職して年収が下がってもギリ大丈夫」
- 「副業を試してみてもリスクを抑えられる」
という、働き方の自由度を広げてくれる“保険”のような存在になっています。
【④ 数字で見る「安心」の価値】
ここで、ちょっと計算してみましょう。
◆ 年間192万円の「不労所得」
月16万円 × 12ヶ月 = 年間192万円
これは、給料とは別に“なにもしなくても得られているお金”です。
では、もしこの金額を「働いて稼ぐ」としたら、どれだけ時間がかかるのでしょうか?
◆ 時給で換算してみると…
仮に時給1,200円だとすると…
- 192万円 ÷ 1,200円 = 1,600時間
- 月あたりで換算すると → 約133時間(=週33時間)
つまり、**「月に約1ヶ月分の労働時間を“お金で買っている”」**ということなんです。
◆ 得られたのは、“時間”と“選択肢”
この時間をどう使うかは人それぞれ。
- 家族との時間を増やすもよし
- 副業や自己投資に使うもよし
- あえて何もしない“余白”として使うもよし
この選択肢を持てること自体が、
お金がもたらしてくれた“本当の価値”だと感じています。
【⑤ あなたにとっての“安心”とは?】
ここまで読んでくださったあなたに、改めて問いかけたいことがあります。
◆ 「もし、毎月16万円が自動で入ってきたら…?」
- 生活はどう変わりますか?
- 心の余裕は増えますか?
- 働き方や将来の選択肢に変化はありますか?
◆ あなたにとって、“安心”とはどんな状態ですか?
もしかしたらそれは「お金」で手に入るものかもしれませんし、
「時間」や「人間関係」といった、別の形かもしれません。
◆ 次回(後編)予告
次回は、そんな配当生活の中でも
**「お金では買えなかったもの」**について、お話します。
「安心」は買えた。でも——
「幸せ」はどうだったのか?
後編では、配当生活の“光と影”をリアルにお届けします。