「高配当株を買ったのに、株価が下がるたびに落ち込んでしまう…」
「FIREを目指して投資してるけど、なんのために頑張ってるのか分からなくなる…」
そんな風に、**“投資が楽しいはずなのに、なんだか疲れる”**という感覚を覚えたことはありませんか?
僕自身、月16万円の配当収入を得るまでに、利回り重視で攻めた時期もありました。
けれどその中で気づいたのは、「投資はお金を増やす手段じゃなく、人生を豊かにするツール」ということ。
本記事では、株価に一喜一憂していた過去の自分の姿から、「投資とのちょうどいい距離感」に気づくまでの変化を、具体的な体験談と数字を交えてご紹介します。
1. 昔の自分は“毎日の株価”に振り回されていた
Contents
正直に言うと、投資を始めたばかりの頃って…
**「株価の動き=自分のテンション」**でした。
たとえば、朝起きて株価アプリを開いて、
- 含み益が増えてたら「よし!今日はツイてる!」
- 含み損が拡大してたら「うわ、やっちまった…なんであの株買ったんだろ…」
みたいな、感情のジェットコースター状態。
特にひどかったのは、配当目的で買ってた銘柄が急落したとき。 「いや、配当目的だから値動きは気にしないって言ってたじゃん自分!」って、自分で自分にツッコミたくなるくらい、落ち込んでました。
■SNSの声にもブレブレだった
Twitter(今のX)でもよくあるじゃないですか。
「〇〇株は将来性ない!」
「いや、〇〇は今が仕込み時!」
こういう意見のぶつかり合いを見るたびに、 「やっぱ売ったほうがいいのかな…?」とか、
「いや、ホールドしてる俺が正解…?」みたいに、迷走状態でした。
2. 「投資=人生を変える武器」だと思っていた頃
もうちょっと前の話をすると、投資を始めた当初は、 **「FIRE=自由な人生を掴む切符」**みたいに思ってました。
■手段がいつの間にか“目的”になってた
最初はね、「配当金が月5万円あれば、生活がラクになるな」くらいだったんです。
でも、気づいたら…
- 配当利回り6%じゃ満足できない
- 「8%、いや10%の銘柄ないかな?」って探し続ける
- リスクが高くても“数字”でしか見なくなる
みたいに、「高配当かどうか」だけで銘柄を選んでた時期もありました。
■FIRE=人生を変える武器!…だったけど?
配当金が入ったら嬉しい。でも、
「で?これで人生変わったの?」ってふと我に返る瞬間もあったんですよね。
実際、月に1万円配当が入っても、それで何か“根本的に変わる”わけじゃない。
当時の自分は、「投資=人生を変えてくれる魔法の道具」って思い込んでたんだと思います。
3. ある日ふと気づいた、“本当の目的”は何か?
株を触り始めて何年か経ったころ、ふと気づいたことがありました。
「…あれ? 配当金って“何のために”欲しかったんだっけ?」って。
■お金は増えた。でも「使い道」がなかった
たとえば、月1万円の配当金が出たとします。
でも、そのお金を“どう使うか”って、案外ちゃんと考えてなかったんですよね。
- 再投資して終わり
- とりあえず証券口座に置いたまま
- 「使うと減るからもったいない」と思って結局使わない
みたいな状態。
で、こうなると次第に「配当金が入る → それを見てニヤニヤする → 終わり」みたいな
謎のループに入ってました。
■家族と遊ぶ時間すら、ちょっとケチってた
ある日、妻と「水族館に行こうか」って話が出たんですけど、
「入場料けっこう高いな…」って、なぜか二の足を踏んだ自分がいたんです。
でもその時ふと思ったんです。
あれ?俺、配当金のために生活を制限してない?
生活をラクにするはずの投資が、逆に自分を縛ってないか?
このあたりから、「投資で人生を自由にしたい」って思ってたのに、
実際には“数字”に縛られてる自分に、違和感を感じるようになりました。
4. 今の考え:投資は“人生の選択肢”を増やすツール
そこから少しずつ、考え方が変わってきました。
今はこう思ってます。
投資は「お金を増やすため」じゃなくて、
「人生をより豊かにする“選択肢”を持つため」の手段。
■配当金は“自由時間を買うチケット”かもしれない
たとえば、月3万円の配当金があれば、
- 家族との外食を気兼ねなく楽しめる
- 平日に有給を取って子どもと過ごす余裕が持てる
- 副業や資格の勉強に使う“静かな時間”を買える
そんな風に考えると、配当金=ただの数字じゃないって思えるようになりました。
■今の自分の投資スタンス
もちろん、今でも高配当株は持ってます。
ただ、「利回りだけを追う」のはやめました。
具体的には:
- 高利回りでも“業績ボロボロな企業”は避ける
- 減配リスクが高そうなら一部利確してポジション整理
- 生活費や心の安定を優先して、投資と距離をとる日もある
前は「株価下がったら買い増しチャンスだ!」って無理して買ってたけど、
今は「無理して買わなくても大丈夫。投資は逃げない。」って思えるようになりました。
5. まとめ:投資と“ほどよい距離感”で付き合っていく
ここまでの話をまとめると、こんな感じです。
- 昔の自分は、株価と感情が連動してた
- FIREや配当を「目的」にしてしまい、投資に縛られてた
- 今は「投資は人生を豊かにする道具の一つ」と考えている
■最後にひとこと
投資に一喜一憂しても仕方がない。
配当も含めて、「人生を豊かにするためのツール」だと、
今は自然に思えるようになっています。