1. はじめに – 想定通りにはいかない資産形成
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資産形成ってシミュレーションを立てて「こうすれば大丈夫」って思うけど、実際は想定通りにはいかないことの方が多い。
例えば、
- 「このままの利回りが続けば、10年後には〇〇万円!」
- 「この銘柄が安定して配当を出し続けてくれるはず!」
- 「経済は順調に成長するから、株価も右肩上がり!」
って思ってても、そんなにうまくはいかないのが現実。
市場全体の暴落や、企業の業績悪化、さらには家庭の事情まで、資産形成には自分の力ではどうにもならない変化が常に起こる。
だからこそ、最初から「計画通りにいかないのが普通」と思っておいて、柔軟に対応できる準備をすることが大事になってくる。
2. 資産運用とコントロールできる要素
資産形成には「自分でどうにもできないこと」も多いけど、逆にコントロールできる部分もちゃんとある。ここをしっかり押さえておけば、想定外の事態が起きてもそこまで慌てずに済む。
● ポートフォリオの構築やリバランスは自己管理が可能
どんな銘柄を選ぶか、どれくらいの割合で持つかは自分次第。
例えば自分のポートフォリオは、高配当銘柄を中心に組んで、利回り9%超えというかなり攻めたスタイル。でも、これをもう少し安定寄りにすることもできるし、何かあったらリバランスで調整できる。
- 「配当重視で攻める」なら高利回り銘柄を多めに
- 「安定性もほしい」なら連続増配株やETFを組み込む
- 「暴落耐性を高める」ならキャッシュ比率を上げる
このあたりは全部、自分の判断で調整可能。
定期的にポートフォリオを見直して、状況に応じてリバランスするのが大事。
● 想定利回りの下振れリスク(9%→6%を想定するなど)
今のところ、自分のポートフォリオは利回り9%くらいで回ってる。
でも、これは「今は」って話であって、この利回りが未来永劫続く保証はない。
例えば、企業が減配したり、株価が下がったりすると、実質的な利回りは下がる。
もし利回りが6%まで落ちたとすると、年間190万円の配当が130万円台にまで減ることになる。
✔ ここで考えるべきこと
- 6%に下がっても問題ないか?(生活に支障がないか)
- 下がった分、どう補うか?(副収入?追加投資?)
- あらかじめ分散してリスクを減らせるか?
投資って「最悪のケースでも耐えられるか?」を考えておくのがめちゃくちゃ大事。
逆に、利回りが9%のままならラッキーくらいの気持ちでいたほうが精神的にも楽。
● 減配・暴落に備えた資金管理の考え方
投資を続けていると、減配や暴落は避けて通れない。
でも、だからといって「暴落が怖いから投資しない」というのはもったいない。
むしろ、「暴落=ピンチじゃなくてチャンス」と考えられるように準備しておくのが大事。
✅ 減配対策
- 配当性向が高すぎる企業(80%以上)は避ける
- 連続増配銘柄を組み込む(配当貴族など)
- 1つの銘柄に依存しすぎないよう分散
✅ 暴落対策
- キャッシュポジションを確保(総資産の10〜20%は現金で持つ)
- 暴落時に買い増しできる銘柄を決めておく
- 狼狽売りしないためのマイルールを作る
結局、「暴落した時にどう動くか」が投資の成否を分ける。
ここで慌てないための準備がめちゃくちゃ重要。
● 税制優遇(NISA)やキャッシュポジションの最適化
投資で大事なのは、「どこに投資するか?」だけじゃなくて、「どう税金を減らすか?」も考えること。
例えば新NISAを使えば、配当にかかる税金(20%)をゼロにできる。
- 成長投資枠(240万円/年) → 個別株やETFで配当狙い
- つみたて投資枠(120万円/年) → S&P500のインデックス投資
これをフル活用するだけで、将来的な手取りが大きく変わる。
税金って見落としがちだけど、少しの工夫で節税できる額がバカにならないから、絶対に意識しておいたほうがいい。
あと、キャッシュポジションも超重要。
「全力投資=効率的」って思うかもしれないけど、
✔ 暴落時に買い増しできる現金がないとチャンスを逃す
✔ 生活費の急な変化に対応できないと資産を崩す羽目になる
だから、最低限の生活防衛資金+投資用のキャッシュは絶対に確保しておくべき。
まとめ
資産形成にはコントロールできる部分と、どうにもならない部分がある。
でも、だからこそ、「コントロールできるところはしっかり管理して、想定外にも耐えられる状態を作る」のが大事。
✔ ポートフォリオは定期的に見直して調整
✔ 減配や暴落を想定して、資金管理を徹底
✔ 税制優遇(NISA)やキャッシュポジションを活用して効率化
結局、「攻めるところは攻めつつ、守るべきところはしっかり守る」っていうのが、長期投資で成功するためのポイントになるんじゃないかと思う。