1. 昇給は本当に恩恵か?
正直なところ、給料が上がっても
「お、ラッキー!」と思うのは最初の数日だけで、
しばらく経つと「あれ?全然変わってなくない?」ってなるんですよね。
たとえば、去年より月に1万円多くもらってるはずなのに、
その分、電気代・ガス代・保険料・おむつ代・米や野菜まで上がってる。
結果的に、余裕どころか、むしろカツカツに感じる瞬間もある。
たぶんこれ、僕だけじゃないと思います。
「昇給=生活が楽になる」
この方程式って、今の時代は成り立たないのかもしれないですね。
ちなみに、普段の資産形成や家計管理については、先日公開した「お金・家計・働き方を深掘る6日間:190万円の配当金とその使い道」でも詳しくまとめています。よければこちらもあわせてご覧ください。
2. 実質賃金の話
実際のところ、収入が増えても、それ以上に物価が上がってたら意味がないって話。
“実質賃金”って言葉があるけど、感覚的にはもうみんな分かってると思います。
例えるなら、
「去年はラーメン500円だったのに、今は同じ店で700円」
でも給料は+2%ぐらいしか増えてない。
それってつまり、生活コストの方が先に上がっちゃってる状態。
くわしくはこの記事にまとめてます→ 実質賃金って?実は恩恵を感じにくい理由
3. 昇給の恩恵を受けられない3つの落とし穴
給料が上がったはずなのに、
「生活はあんまり変わらないな…」とか
「結局、何に使ったか分からないうちに消えた」って経験、ないですか?
僕も何度もありました。
これ、原因をたどっていくと、たいてい以下の3つにたどり着きます。
① 固定費が高すぎる
これは正直、気づきにくい落とし穴です。
たとえば、昔の僕はスマホ代に月1万円、保険に2万、駐車場代に1万5千円。
気づけば、「何もしなくても消えていくお金」が月6万円とかあったんですよね。
昇給しても、それってただ“穴の大きなバケツに水を足してる”だけ。
固定費って、生活の質に直結してるようで、実はあんまり恩恵を感じにくい。
でも一度見直せば、**ずっとラクになる“裏ボーナス”**だと思ってます。
② 無意識の生活レベルアップ
これがいちばんやっかい。
僕もやっちゃってたんですけど、
- コンビニで「なんとなく1品追加」
- スタバで「たまにはいいよね」
- Uber Eatsで「時間ないし…」
気づいたら、月2〜3万円くらい“気づかぬアップグレード”してたこともありました。
怖いのは、これが“日常化”すること。
一度上げた生活レベルって、なかなか下げられないんですよね。
「前まであれが普通だったのに」って、気持ちが追いつかなくなる。
だから今は意識的に、“前と同じ生活”をキープするようにしてます。
③ “昇給=ご褒美買い”の習慣化
昇給って、やっぱり嬉しいじゃないですか。
「よし、自分にご褒美だ!」って、ちょっと高めのガジェット買ったり、
外食ちょっと豪華にしたり。
…で、気づくんです。
**「あれ?それで終わり?」**って。
モノは残るかもしれないけど、残高は減ってるし、次の月はもう通常営業。
“ご褒美”って、たまにだから価値があるんですよね。
今は、ご褒美は年1回くらいの“イベント”にして、普段は淡々と投資。
あとで振り返った時に、「あの時の昇給で資産が育った」って言える方が、じわじわ嬉しいです。
昇給の恩恵って、“もらった時”じゃなくて、“その後どう使ったか”で決まる。
この3つに気づいてから、
「使う前に“少し立ち止まる”」っていう癖がつきました。
4. 昇給を“活かす”ための賢い消費術
ぶっちゃけ、昇給したときって
「ちょっとくらい気が緩んでもいいかな」って思っちゃうんですよ。
でもその油断が、気づけば“いつも通り使って終わり”を生むんですよね…。
だから最近は、自分にこう問いかけてます。
「このお金、使って満足は一瞬?それとも未来につながる?」
特別なことはしてなくて、こんな感じのことを意識してます:
【固定費】“毎月勝手に消えるお金”を疑ってみる
昔はスマホ代9,000円払ってたけど、今は2,000円くらい。
年間にして8万円くらい浮いた計算。
正直、機能はそんな変わらないし、「もっと早くやればよかった」って本気で思った。
あと保険もそう。
「家族ができたから…」って増やしたけど、見直してみたら、不要な特約だらけだったり。
【変動費】“安いから買う”が一番高くつく
セール・ポイント還元・限定価格…昔の自分、これにめっちゃ弱かった。
でも最近は、「欲しかったから買う」以外は基本スルー。
結果的に、買い物に迷う時間も減ったし、出費も落ち着いた。
【生活設計】生活レベルはキープ、それが一番自由
「稼げるようになったら、暮らしも少し豊かにしよう」って思ってたけど、
実際やってみて思ったのは、上げたら戻れなくなるってこと。
だから、生活の“土台”はそのままで、
昇給分は“なかったこと”にして貯める or 投資に回す。
【先取り投資】昇給分は“自動で消える仕組み”にする
NISAとか、証券口座に“給料日自動引き落とし”。
最初から“ないもの”として扱えば、生活に影響ない。
**感覚的には、「ボーナスの前借りで配当を育ててる」**って感じ。
実際、配当金が入るようになってから、急な出費にもあわてなくなった。
5. インフレに勝つための「資産所得」の重要性
正直、ここが一番大事だと思ってる。
どんなに節約しても、“物価が上がり続ける世の中”に、給料だけで立ち向かうのは限界がある。
でも、たとえばうちの場合——
今、配当金だけで年間190万円くらい。
これがあるだけで、「食費上がったな〜」とか「電気代高いな」って時でも、気持ちに余裕がある。
「資産所得って、何かすごい人がやること」って思ってたけど、
実際は、“生活を守るための仕組み”って感じ。
ちょっとずつでも配当が積み上がってくると、
「働いて稼ぐ」以外にも“生活費をカバーする収入”があるってだけで、全然違う。
昇給も副収入も、結局は「どう使うか」で人生の質が変わる。
上がった給料でモノを買うのもいいけど、
「未来の安心」を少しずつ買っておく方が、今の自分には合ってるなと思ってます。
6. まとめ:収入が増えても、使い方で“未来の自由度”は変わる
給料が上がるのはありがたいこと。
でもそれだけで生活が豊かになるわけじゃないって、ここ数年で身にしみて感じてます。
物価は着実に上がっていく。
一方で、収入がそれを上回って増えるとは限らない。
だからこそ、「入ってきたお金をどう使うか」が、ものすごく大事になってくる。
正直、昔は「稼げばなんとかなる」って思ってたけど、
今は「使い方こそが、その人の家計の実力」だと思ってます。
昇給した時に、
- 無意識に生活レベルを上げるのか
- その分を“未来の自分”のために回すのか
この違いって、すぐには見えないけど、数年後に大きく差がつくと思うんです。
僕の場合は、昇給=「ちょっと投資額を増やせるチャンス」くらいに考えるようにしてから、
気持ちも生活も、少しずつ安定してきました。
収入の増加を“消費”で終わらせるのか、
“選択肢”に変えていくのかは、自分次第。
そんなふうに思いながら、今日も地道に配当金を積み上げています。
一歩ずつだけど、「生活がぶれない強さ」を少しずつ育てていきたいですね。