―資産形成、次の一歩は“柔軟に・着実に”―
新年度が始まりました。
街には春の空気が流れ、生活のリズムも少しずつ切り替わってくるこの季節。
資産形成においても、これまでの成果を振り返りつつ、“次のステージ”へと進むタイミングだと感じています。
実は年始の段階で、私はこう考えていました。
「総資産4000万円は、今年のうちに到達できるかもしれない」
ところが――
相場は思った以上に不安定。特にトランプ氏の発言や世界的な金利動向に翻弄され、期待していたほど資産は伸びていません。
とはいえ、大きく崩れることもなく、「守りながら攻める」戦略を続けています。
🔁冬バージョンの記事はこちら
当時の考え方や投資方針と比べることで、
「どこが変わったか」「何が継続できているか」も見えてきます。
この記事では、2025年春時点での投資状況や配当金の使い方、今後の戦略を、改めて整理していきます。
少しでも参考になれば嬉しいですし、今まさに悩んでいる方にとって「次のヒント」になれたらと思っています。
読者への補足
この記事は、今まさに「次の一歩をどう踏み出すべきか」に悩んでいる方に向けて書いています。
すでに投資を始めている方も、これから本格的に資産形成を意識したいという方も、ご自身の現状に合わせて取り入れられる戦略や考え方を見つけてもらえたら嬉しいです。
1. 総資産4000万円を目指すための具体戦略
① 高配当株・分配金型投資信託の活用
資産形成において、安定したキャッシュフローを生む「配当金」は強力な武器になります。
私自身も、高配当株や分配金型の投資信託をコアに据えたポートフォリオを継続中です。
得られた配当金を再投資に回すことで、資産の成長を加速させる“自家発電型”の資産運用が実現できます。
✅現在の運用例(実体験ベース)
- 新NISAの成長投資枠240万円は、ほぼフルで埋めました。
- アライアンス・バーンスタイン(AB)隔月決算型:安定した分配金を受け取りながら運用中。
- 化学メーカー2銘柄(高配当・中規模):キャピタルゲインも狙って購入。ただし、現状は若干の含み損。
とはいえ、配当金は着実に入ってくるため、「評価損が出ていても気にせず保有し続けられる」という精神的な安定感があります。
📊おすすめの選択肢と戦略
- 高配当株(個別銘柄)
例:MO(アルトリア)、PBR(ペトロブラス)など利回り5~7%を想定 - 分配金型の投資信託
例:アライアンス・バーンスタイン(AB)隔月型など、定期的な分配金あり
💡具体的な配当金の活用モデル(年間100万円の想定)
使い道 | 割合 | 具体内容 |
---|---|---|
再投資 | 50% | 新たな高配当株・ETFの買い増し、成長ファンドへの追加投資など |
家族のため | 30% | 家電の買い替え、旅行や外食など思い出づくりに活用 |
自己投資 | 20% | 資格取得、書籍・講座、健康維持のためのジムやプロテインなど |
② 成長株やアクティブファンドへの挑戦
配当金を軸にした安定運用を基本としつつも、資産の成長を加速させるためには、成長性の高いセクターや地域にも一部チャレンジする姿勢が欠かせません。
私の場合、現在の資産配分のうち、約27.4%を投資信託に配分しており、ここには成長株やアクティブファンドも含まれています。
得られた分配金は、基本的にすべて再投資。配当と成長、両輪で資産を育てていく形です。
✅具体的な投資対象(2025年春時点)
カテゴリ | 投資対象 | 特徴 |
---|---|---|
成長株 | NASDAQ100連動インデックス | AI・テック系中心、米国成長の主役 |
成長株 | 新興国株式インデックス | 中長期で人口・経済成長が期待できる地域 |
アクティブファンド | ピクテ・バイオ医薬品ファンド | 医療・バイオ分野の特化型。波があるが成長余地あり |
アクティブファンド | インベスコ世界厳選株式 | 厳選銘柄で安定性を保ちつつ成長も狙う |
📊ポートフォリオにおける位置づけ
成長株やアクティブファンドは、資産全体の20〜30%程度に抑えて運用しています。
これは、仮に価格が大きく動いたとしても、全体への影響が限定的になるようリスクコントロールを意識しているためです。
🧠リスクに対する考え方と実践
成長株やアクティブファンドは「当たれば大きいけど怖い」…そう思う方も多いはず。
でも大丈夫。以下のステップで少しずつ慣れていけば、無理なく取り入れられます。
🔹おすすめの取り入れ方(初心者向け)
- 月5000円〜1万円の積立でOK
- 値動きを毎月眺めて、「自分のリスク許容度」を体感する
- 含み益・損が出たときの「感情の動き」を記録してみる
「少額で慣れる」ことが、最初の成功体験になります。
実際に、これまでの配当金実績については、以下の記事で詳しく紹介しています。
配当金が積み上がっていく過程や、再投資による“資産の自走化”に興味がある方は、ぜひご覧ください。
③ ポートフォリオ全体でリスクを分散
投資ではリターンを追いかけたくなる一方で、守りの戦略も同じくらい重要です。
実際に私の資産運用でも、ここは常に意識しており、以下のような比率で運用を続けています。
✅現状の比率(2025年春時点)
資産クラス | 比率 | 内容 |
---|---|---|
現金・安全資産 | 約30% | 銀行預金、緊急時の生活費として確保(比率変化なし) |
投資信託(含む成長株) | 約27.4% | 再投資を基本方針とする分配型・アクティブファンドなど |
高配当株等リスク資産 | 約42.6% | 米国株を中心に配当利回り5〜7%前後の個別銘柄など |
このようにキャッシュポジションを一定に保ちつつ、攻めの資産と守りの資産をバランスよく保持しています。
🧠リスク許容度の見直し方法
「資産の20%が減ったらどう感じるか?」を想像してみてください。
- 不安になるなら、安全資産を増やすタイミングかもしれません。
- 平常心でいられるなら、リスク資産の比率を維持 or 拡大もOK。
私の場合は「配当金が入ってくる限り、含み損は一時的な出来事」というスタンスで、心の余裕を確保しています。
読者への補足
リスク分散は、「投資対象」だけでなく、「考え方」や「生活全体」にもつながるものです。
急な出費にも対応できる現金、成長を狙うアセット、安定収入のある配当資産――これらを自分に合った比率で組み合わせておくことが、長く続けられる投資のコツだと感じています。
「安心して投資を続けられる仕組みづくり」ができると、相場に振り回されにくくなります。
暴落が来ても、「現金あるし、配当あるし、大丈夫」と思える状態をつくっておくこと。
これが資産形成の土台だと実感しています。
④ 新しい投資領域の開拓
資産形成の中で「分散」は大切な考え方です。
その一環として、これまでとは異なるジャンルへの投資、たとえばREIT(不動産投資信託)やゴールドETFなど、新たな収益源を模索する動きも視野に入れてきました。
ただ正直に言えば、2025年春現在の相場はかなり不安定で、なかなか手を出しづらいのが実情です。
トランプさんの発言や米国経済の先行きなどの懸念などから値動きが激しく、「本来の投資方針=安定したインカムの土台」を崩したくないという思いが強くあります。
✅今後検討している投資領域(慎重スタンスを保ちつつ)
投資対象 | 特徴 | 現在のスタンス |
---|---|---|
REIT(国内・海外) | 安定配当が魅力。利回り4~5%の銘柄も | 現在は様子見。下落時の拾い方を研究中 |
ゴールドETF | インフレやリスクオフ時の資産保全手段 | 比率はごく少量でOKと考えている |
インフラファンド | エネルギー・公共関連の高配当 | 安定性と将来性を見てタイミング待ち |
優先株ETF | 株式と債券の中間的性格。高配当傾向あり | 市況に応じて、タイミングを見て検討 |
🎯投資は「守る姿勢」も大事
今は「新しいことをやらない勇気」も必要なタイミング。
資産を守ることは、増やすことと同じくらい重要です。
私のスタンスとしては、“まずは今の土台を守る”ことに全力を注ぎつつ、タイミングを見て慎重に動くようにしています。
2. 配当金を活かして生活の充実にもつなげる
配当金は再投資に回すだけでなく、「今の生活の豊かさ」にもつながる使い方ができます。
我が家でも、生活を少し快適にするための支出に配当金を活用しています。
✅最近の実例:洗濯機の買い替え(約10万円)
今年の春、配当金を活用して洗濯機を買い替えました。
育児や家事で毎日使う家電こそ、パフォーマンスが落ちるとストレスになりますし、思い切って良いものにすることで家族の満足度もグッと上がります。
✨配当金の使い道:次は「家族旅行」を実現したい
洗濯機の買い替えを通じて、「配当金が生活の快適さに直結する」ことを実感しました。
そして次は――
「今年中に家族で一度は遠出できたら」と考えています。
これまでの“遠出”といえば、実家への帰省が中心で、いわゆる旅行らしい旅行はできていませんでした。
子どもも少しずつ大きくなってきた今、日常から少し離れて、家族みんなで過ごす時間をつくりたいと思うようになりました。
🧳配当金が旅費になるという喜び
旅行資金を配当金でまかなえれば、それは**「お金が働いてくれた結果」**です。
自分が仕事を休んでいても、株式や投資信託が稼いでくれたお金で、家族との大切な時間を過ごせる。
これは、単なる資産形成とは違う、配当金ならではの価値だと感じています。
📝読者への補足
旅行やレジャーにお金を使うのは贅沢だと思っていませんか?
でもそれを**「配当金」という“働かせたお金”で実現できるとしたら?**
罪悪感なく、笑顔の時間が増える。そんな使い方こそ、資産形成がもたらす豊かさだと思います。
まとめ:柔軟性の大切さ
資産形成は、ゴールまで一気に駆け抜ける“短距離走”ではありません。
むしろ、ときに立ち止まり、方向を見直しながら進むマラソンのようなものだと感じています。
2025年の春。
年初に思い描いていた「4000万円達成」という目標は、まだ届いていません。
でも、それは決して失敗ではなく、“ペース配分の調整が必要な時期”なんだと思うようになりました。
資産が思うように増えないときでも、
- 配当は着実に積み上がっている
- 再投資が静かに力を発揮している
- 生活の一部が、配当のおかげで豊かになっている
そんな実感がある限り、焦る必要はありません。
これからも相場は揺れるでしょうし、「予想通りにならないこと」が当たり前に起こるはずです。
だからこそ、計画に“柔軟性”を持たせることが、継続する最大のコツだと実感しています。