「行き過ぎた投資、やり過ぎた配当」

ディブレ|リスクを越えて築く配当金ライフ

40代・子育て家庭の現実:共働き年収800万円より“心の余裕”を選ぶ理由

共働き世帯の年収は、単独世帯に比べて明らかに高い――
そんな統計を目にすると、「やっぱりうちも共働きすべきかな?」と考える方も多いのではないでしょうか。

実際、総務省の家計調査(2023年)や厚労省の統計をもとにした記事では、40代共働き世帯の平均年収は約796万円とされており、収入面では非常に心強いように見えます。

しかし、この記事を読んで私が感じたのは、「収入が増えること=幸せ」とは限らないということでした。 家計が潤う代わりに、時間・健康・家族とのつながりといった“見えないもの”を失ってしまう可能性もあるのではないか――そう感じたのです。

本記事では、共働き世帯の年収データを紹介した上で、
✅ 私が「収入より心の余裕」を重視する理由
✅ 単収入でも家計が成り立つ我が家の工夫
✅ 役職を望まないという選択と、配当収入というもう一つの柱
✅ 将来的な妻の働き方に対するビジョン
について、実体験を交えながら丁寧にお伝えしていきます。

①共働きは正解?数字を見て感じたこと

先日読んだ、MSNマネーの記事「40代夫婦共働き世帯の平均年収はどのくらい?共働きのメリットについても解説」では、
総務省や厚労省の統計をもとに、共働き世帯の収入の実態が紹介されていました。

記事の中では以下のようなデータが示されていました:

  • 2023年の共働き世帯(60歳未満)の平均月収:71.3万円 → 年収換算で約856万円
  • 特に40代夫婦の場合、
     → 男性の平均年収:約461万円
     → 女性の平均年収:約335万円
     → 合計で約796万円の共働き世帯年収があると推定されている

さらに、40代は管理職や専門職に就く人が増えるため、20代の頃に比べて

  • 男性は年収が約167%
  • 女性は**約127%**も上昇しているとのこと。

つまり、社会全体として見ると「年齢とともに収入は増え、共働きならさらに安定する」ようにも感じられます。
これだけ見ると、**「共働き=収入が増えて安心」**というイメージが強くなってもおかしくありません。

でも、この数字を見てふと立ち止まりました。

確かに、収入は多いに越したことはない
けれども、この記事を読んで私が最初に思ったのは、
**「果たして収入だけで家庭の安定が決まるのか?」**という疑問です。

  • 月収71万円、年収800万円あっても、その裏で何を犠牲にしているんだろう?
  • 夫婦で遅くまで働き、外食ばかりになっていたりしないか?
  • 子どもの成長をゆっくり見守る時間は取れているだろうか?
  • 家族の「心の余裕」は守れているのか?

つまり、数字上は恵まれて見えるその暮らしも、実際にその中で生活している人にとっては
**「収入と引き換えに、時間・健康・関係性を削っている可能性もある」**のではと感じたのです。


この気づきから、私はあらためて「我が家にとっての豊かさとは何か?」を考えるきっかけになりました。

②【我が家の現状】収入は1本。でも家計はしっかり回っている

我が家は現在、私1人の収入(月収約35万円・年収約450万円)で生活しています。
決して高年収ではありませんが、毎月の生活費は約20〜25万円
に収まっており、無理なく暮らせています。

その理由は次のような生活スタイルにあります:

  • 食費・光熱費・通信費などを固定費から見直し
  • 外食は月に1〜2回までと決めている
  • 洋服や嗜好品はほとんど買わず、「欲しい」より「必要」を優先
  • 子どもはまだ幼く、教育費もまだ大きくかからない

その結果、月に約10万円の余剰資金が確保できており、これを

  • 高配当株や投資信託への投資(インカム狙い)
  • **自分の学び(資格取得・プログラミング)**への自己投資

に回しています。

つまり、「共働きでなければ家計が成り立たない」という状況ではなく、
家計のコントロールと目的ある支出ができていれば、単収入でも十分にやっていけるという実感があります。


③【気づき】収入が増える=幸せ、とは限らない

共働きをすれば、単純に収入は増えるでしょう。
仮に妻が月15万円稼げば、世帯月収は50万円に届きます。数字だけ見れば安心感も増すはずです。

ですが――私が感じているのは、収入が増えると同時に“失うもの”もあるかもしれないということです。

たとえば:

🔻共働きで起こりうる「支出の増加」

  • 疲れて外食が増える(1回3,000円でも週2回で24,000円/月)
  • 家事代行や時短グッズなど、時間を買う出費が増える
  • 保育料や送迎の交通費など、育児関連の費用が加算

🔻「時間」と「心の余裕」の減少

  • お互い仕事で疲れて、家族の会話が減る
  • 子どもと向き合う時間がなくなり、育児が義務に感じてしまう
  • 夫婦の関係も“すれ違い”が生まれやすくなる

こうした“見えないコスト”を考えると、数字上のメリット以上に、生活の質を落としてしまう可能性があると思うのです。

私にとっては、**「あと5万円の収入」より「あと30分の家族との時間」**の方が、価値がある――そんなふうに感じる場面が、実際に多いです。


④【価値観】役職に就かない選択と、もう1つの収入の柱

40代という年齢を考えると、「昇進」や「役職に就く」ことがキャリアの自然な流れかもしれません。
たとえば課長職になれば、年収で50〜100万円上がることもあり得ます。

しかし私は、役職を望んでいません。

なぜなら:

  • 昇進と引き換えに、残業・会議・管理責任が一気に増える
  • 自分の判断が人の人生に関わる場面が増え、精神的負担が大きい
  • 家族との時間が削られ、「忙しさが日常」になってしまう

もちろん、それを乗り越えて得られるやりがいや達成感もあると思います。
でも私の場合は、「精神的な余裕」と「家族との時間」の方が大切だと感じています。

その代わりに、私は**“もうひとつの収入の柱”**として、**投資による配当収入(インカムゲイン)**を育てています。

  • 実際に現在、**年間配当190万円(利回り約9%)**を得ており、
  • これが「自分らしく働くための選択肢」と「精神的な支え」になっています。

つまり、私は役職や昇進で収入を増やすのではなく、
自分のスタイルに合った方法で、収入のバランスを取っているということです。

⑤【未来のビジョン】妻が働くなら「収入目的」ではなく「社会との接点」として

今のところ、我が家は私1人の収入でやりくりできていますし、
妻も現在は子ども(2歳)の育児に専念してくれています。

子育ては本当に体力も精神力も必要な仕事であり、
私は妻の今の役割を「家庭を支える、もう一つの収入源」とさえ感じています。


🧩では、将来「妻が働く」となったらどうするか?

もし、子どもがもう少し成長して――
たとえば、小学校に入ってある程度自立できるようになったら、
妻が社会に出て働く選択肢も出てくるかもしれません。

でもそのとき、私は「収入目当て」で働くことを望んではいません。


✅収入よりも重視したいこと

  • 社会とのつながり:「家庭だけでなく、外に居場所がある」という安心感
  • 達成感や自己成長:子育てとは違った「役割」や「やりがい」を感じられる場
  • ストレス発散や気分転換:家と職場を行き来することで、生活にリズムが生まれる

つまり、働くことは**“お金のため”だけでなく、“自分らしさ”を取り戻す手段**にもなり得ます。


そして、その収入は家計の柱ではなく、「+αの自由資金」や「投資原資」として活用できれば理想的です。

たとえば:

  • 月に5万円のパート収入 → 年間60万円
  • それを全額S&P500インデックスに積み立て → 20年で約2倍以上の成長も(※年率7%想定)

働くことが「未来を育てる投資」にもなり、自分の人生にもハリが出る。
そんなスタイルが理想だと私は思っています。


⑥【まとめ】我が家にとっての「豊かさ」とは何か?

ここまで見てきたように、共働きにはたしかに多くのメリットがあります
年収は大きくなり、社会的な安定性も増す。
子育ての先を見据えて、2馬力でローンを組む・教育費を準備するというのも現実的です。


でも、私がこの記事を読んで、そして自分の生活と照らして感じたのは、
「収入が増える=幸せ」ではないということ。

むしろ、収入を増やすことで:

  • 自分の時間がなくなる
  • 家族との関係がすれ違う
  • 心の余裕が削られていく

――そんな「失うかもしれないもの」があることにも目を向けるべきだと強く思いました。

3

1

序章:総資産4000万円という目標の意義 新年が始まりました。今年は、資産形成における次のステージを目指して歩んでいく一年です。私自身、現在の資産状況をさらに成長させ、総資産4000万円を達成すること ...

2

楽天経済圏は、日常生活の支出を効率化しながら節約を実現する強力なツールです。その中心に位置するのが「楽天モバイル最強プラン」。本記事では、このプランを最大限活用する方法や、楽天経済圏で得られるメリット ...

3

前編を振り返って 前編では、配当金300万円を目指す私の投資哲学と、減配リスクへの冷静な対応についてお話ししました。LUMNの無配転落やAT&Tの減配などの失敗経験を通じて得た教訓が、投資スタ ...