「行き過ぎた投資、やり過ぎた配当」

ディブレ|リスクを越えて築く配当金ライフ

『サラリーマン投資家の心情』資産が増えても不安は消えない?配当投資の荒波と「運」と「実力」の話

「資産〇〇万円突破!」とか「配当金〇〇万円達成!」といった目標を掲げて投資を続けていますが、正直なところ、どれだけ資産が増えても、お金の不安は完全には消えない ものですね。

むしろ、資産が増えたからこそ生まれる新たな不安 もある。
✅ 「今のペースで資産を増やし続けられるのか?」
✅ 「これからも市場が安定して成長してくれるのか?」
✅ 「予想以上に支出が増えていく中で、本当に安心できるのか?」

特に最近は、物価が上がり、投資環境の変化も大きく、これまでのやり方が今後も通用するのか? と考えることが増えました。

だからこそ、「シンプルにインデックス投資を積み立てるのが最適解なのかもしれない」と思うこともある。
でも、それでも配当投資を続ける理由がある。

そして、ここまで配当金を積み上げてこられたのは「運が良かっただけなのか?」という疑問もある。
今回は、「資産が増えても消えないお金の不安」「投資の運と実力」「配当投資の荒波を乗り越える理由」について、ざっくばらんに語ってみようと思います。

準富裕層を目指してもお金の不安は消えない?投資の難易度と「運」と「実力」の関係

「準富裕層を目指す」と言っていますが、正直なところどれだけ資産が増えても、お金の不安は完全には消えないものですね。

むしろ、資産が増えることで新たな不安が生まれることもある。
今後もこのペースで増やし続けられるのか?
将来的な支出に耐えられるのか?
投資の環境が変わり、今までの戦略が通用しなくなる可能性は?

かかるお金は年々増え、投資の難易度も上がっている気がする。
物価の上昇、金利の変動、市場の変化……昔の「準富裕層」と今の「準富裕層」では実質的な価値も違っている

だからこそ、「インデックス投資で余計なことを考えずに積み立てるのが最適解なのかもしれない」と思うこともある。
経済全体の成長に乗るだけなので、個別のリスクを考えなくていい
タイミングを測る必要がないので、精神的にもラク
市場環境が変化しても、大きな方向性としては成長を期待できる

もちろん、高配当株投資も魅力的であり、今の戦略をやめるつもりはない
でも、これからの市場環境を考えると、「これまで通りにいかないかもしれない」という前提で動くことも大事になってくる気がする。


ここまで配当金を積み上げられたのは「運」か?「実力」か?

ここまで配当金を積み上げてこられたのも、正直運が良かった部分があると思う。

コロナ禍の暴落時にたまたま投資を始めた
保有銘柄が減配せず、安定して配当を出し続けてくれた
市場全体が回復し、資産が大きく増えたタイミングに乗れた

こうした「外部環境に恵まれた」ことは確かにあった。

でも、じゃあこれが「運だけ」なのか?と言われると、そうでもない気もする。

  • 暴落時に投資を始めたこと → タイミングは運かもしれないが、そこで「投資しよう」と決断できたのは行動力
  • 配当株に資金を注ぎ込めたこと → 市場が回復する前に買い進められたのは、確信を持って戦略を立てられたから
  • 保有銘柄に恵まれたこと → もちろん運もあるが、「長期的に配当を生み出せる企業」を選んだ分析力も影響

結局のところ、「運はあった。でも、その運を活かせる準備ができていたかどうか」 が重要だったのかもしれない。

もし同じタイミングで投資を始めたとしても、
✅ 「暴落が怖い」と言って買えなかった人
✅ 短期の値上がりを狙って、配当戦略を取らなかった人
✅ 途中で不安になり、売ってしまった人

こういう選択をしていたら、今の配当金は積み上がっていなかったはず。

「運だけではなく、そのチャンスを掴める準備ができていたか?」

これが、投資における「実力」なのかもしれない。


これからの投資戦略:運を活かしながらどう動くか?

ここまで積み上げた配当金、そして準富裕層を目指す戦略。
今後も同じやり方でうまくいく保証はないし、投資の難易度はこれからもっと上がる可能性がある

その中で、どう動くべきか?

  • インデックス投資を活用しながら、リスクを抑えつつ成長を狙う
  • 高配当株投資は継続しつつ、ポートフォリオの最適化を意識する
  • 市場の変化に柔軟に対応できるよう、資産のバランスを整える

「準富裕層を目指せば安心」ではなく、どんな資産状況でも「次のステップ」を考え続けることが大事 なんだと思う。


まとめ:資産が増えても、不安はなくならない。でも…

結局のところ、どんなに資産を築いても、不安がゼロになることはない
むしろ、資産が増えれば増えるほど、次の課題が見えてくる。

でも、それは悪いことではなく、「どうすれば長期的に安定した資産形成ができるか?」を考え続けるきっかけになる のかもしれない。

「運でここまで来た」 という面もあるけれど、
これからも運に頼るのではなく、運を活かせる戦略を作り続けていくことが重要

「準富裕層を目指せば安心」というわけではないけれど、
「どうすればこの先も投資を続けられるか?」を考え続けること自体が、資産形成の本質なのかもしれませんね。

皆さんはどう思いますか?投資の成果は「運」か「実力」か?

配当投資は波が荒い。でも、その荒波を超えた先のリターンを信じる

配当投資は、正直、荒い です。
個別株を持てば、減配リスク、倒産リスク、市場の急落に巻き込まれるリスク もある。

短期間で見れば、
「高配当株は上がりにくい」
「キャピタルゲイン狙いの方が効率がいい」
「そもそも配当って非効率じゃない?」

そんな意見もある。

でも、それでも続けるのは、
✅ 「長期的には、安定したキャッシュフローを作れる」と信じているから
✅ 「市場の荒波を乗り越えた人だけが得られるリターンがある」と思うから

一時的な波に飲まれず、淡々と続けることができれば、その先に「資産が生み出すお金」が待っている はず。

「お金の不安がゼロになることはない」
でも、だからこそ、
「荒波を超えた先に何があるのか?」を信じて、
これからも配当を積み上げていきたい と思っています。

皆さんはどう思いますか?「配当投資の荒波」をどう乗り越えていますか?

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