「行き過ぎた投資、やり過ぎた配当」

ディブレ|リスクを越えて築く配当金ライフ

「年収500万円未満でも実現!残業なしで生活費を賄う配当金活用術」

この記事では、「生活残業の負のスパイラルから抜け出す方法」として、配当金投資の活用法を紹介します。

この記事を読めば、以下のことが分かります。

  • 生活残業が生まれる原因とその悪循環(→ 残業続きの現状を変えたい方へ
  • 配当金を活用して、労働時間に縛られない生活を作る方法(→ 投資を活用して自由を得たい方へ
  • 配当金投資のメリット・デメリット(→ 配当金投資に不安を感じている方へ
  • 私自身がどのように「生活残業からの脱却」を実現したか(→ 実体験を知りたい方へ

気になる部分だけ読みたい方は、目次からその部分だけ飛んでください。


はじめに:私について

こんにちは、私は年収500万円未満、地方で暮らす30代の父親です。家族は妻ともうすぐ2歳になる息子の3人。田舎暮らしをしながら、生活費は基本的に給料で賄い、配当金は再投資する方針で資産形成を続けています。

以前は、「たくさん働いて昇進するしかない」と考え、長時間労働を続けていました。しかし、子どもが生まれたことをきっかけに、働き方や人生の価値観を見直すようになりました。その結果、配当金というインカムゲインを活用することで、仕事への依存度を減らし、自分や家族の時間を大切にする生活スタイルにシフトしています。


生活残業の本質:なぜ人は残業をし続けるのか

「生活残業」という言葉があるように、給料が低いと、残業代が生活の一部として組み込まれることがある。これは以下のような要因で発生する:

  1. 基本給が低く、残業しないと生活が苦しくなる
    • 残業代込みで家計を組み立てているため、定時上がりだと生活が成立しない
    • 小売・介護・飲食・工場勤務など、低賃金労働者にありがちな問題
  2. 心理的な安心感
    • 「残業すればその分収入が増える」という思考になりがち
    • 収入が増えれば安心感があるが、労働時間を増やさないと維持できない
  3. 職場の文化・同調圧力
    • 残業するのが当たり前の職場環境(特に日本企業に多い)
    • 「あいつ、先に帰ってるけど大丈夫?」という無言のプレッシャー
  4. 副業や投資の選択肢を持っていない
    • 収入を増やす手段が「残業」しかない
    • 副業や投資のリスクを怖がり、結果的に残業頼みの生活を続ける

こうした理由から、多くの人が「生活残業」に縛られ、結果的に労働時間の増加→心身の疲弊→時間がないからスキルアップできない→転職もしにくい→残業が必要という負のスパイラルに陥る。

生活残業がもたらす負のスパイラル

「生活費のために働く」という感覚が強すぎると、以下のような悪循環に陥りやすい。

  1. 時間がないのでスキルアップできない
    • 定時後も仕事をしているため、勉強の時間が取れない
    • 「現状を変えたい」と思っても行動できず、ズルズルと現状維持になりがち
  2. 転職を考えても、リスクが大きすぎて踏み出せない
    • 収入が減ることへの不安が大きく、「このまま働くしかない」という思考になる
    • スキルがないので、転職市場での価値が低いと感じ、チャレンジしにくい
  3. 精神的にも肉体的にも疲弊する
    • 長時間労働で疲れが取れず、休日も何もできない
    • 「このままの生活を続けるしかない」と思い込み、思考が停止する
  4. 結果的に、年齢を重ねるごとに抜け出しにくくなる
    • 30代、40代と年齢が上がると、キャリアチェンジがますます難しくなる
    • 責任も増え、「今さら別の道に進むのは怖い」という心理が強まる

「配当金」というキャッシュフローで生活残業からの脱却

こうした負のスパイラルを断ち切るために、私は**「配当金を得る仕組みを作る」** ことに取り組んだ。

20代の頃の私は、収入を増やす手段が「残業」しかなかった。
でも今は、配当金が毎月入る仕組みがあるので、残業する必要がなくなった。

配当金があることで、「残業しなければならない」というプレッシャーが消えた
残業しなくても生活が成り立つことで、自由な時間が生まれた
自由な時間を使って、資格取得・スキルアップができるようになった
転職を考えるときも「焦って決める」必要がなくなり、余裕を持てるようになった

「残業代をあてにしない生活」になることで、私はポジティブなスパイラルに移行することができた。

生活残業 vs. 配当金投資の対比表

「配当金があることで、私は生活残業から抜け出すことができました。下の表は、配当金を得る前と後の生活の違いをまとめたものです。

項目生活残業配当金
収入の安定性残業代ありきで決まる毎月自動で入る
時間の自由なし(労働時間に依存)あり(自分で管理)
精神的な余裕なし(常に働く必要あり)あり(強制労働なし)
未来の選択肢限定的(転職しにくい)広がる(焦らず準備可)
スキルアップの余裕なし(勉強の時間が取れない)あり(資格・副業に時間を使える)
転職活動の余裕なし(すぐに次を決めないといけない)あり(焦らず吟味できる)
家族との時間少ない(長時間労働)多い(自由に使える)

「このように、配当金というキャッシュフローを得ることで、時間や精神的な余裕が生まれ、働き方や人生の選択肢が広がりました。私自身、この自由を得たことで、資格取得やスキルアップに時間を使えるようになり、最終的にはより良い環境へとシフトすることができました。」

配当金がもたらした「自由」

配当金があったからこそ、私は「残業しない働き方」を選ぶことができました。そして、効率的に仕事を進めるインセンティブが生まれ、定時で帰ることを実現しました。

この時間と余裕を使ってできること:

  1. 子育てへの全力投球
    息子と過ごす時間が格段に増え、親としての役割を全うできるようになりました。
  2. 自己投資と成長
    FP3級、ITパスポート、危険物取扱者などの資格取得に取り組み、新しいスキルを身につけています。現在はPythonを学び、未来の息子の教育にも役立てる計画です。
  3. 精神的な余裕
    仕事がすべてではないという意識が芽生え、人生を前向きに楽しめるようになりました。

① 配当金のネガティブな意見と、それに対する考え方

でも配当金って言葉を聞くとポジティブな意見ばかりではなく、ネガティブな意見も出てくることは確かです。例えば以下のようなところですかね。

よくある反対意見

  • 税金面で非効率 → 再投資するなら無配企業の成長株のほうが税負担が少なく、効率が良い
  • キャピタルゲインの期待値が低い → 配当を出す企業は成熟企業が多く、成長性が乏しい
  • 減配リスクがある → 企業の業績が悪化すれば、配当は簡単に削られる
  • 企業の資本効率が悪くなる → 企業が利益を再投資せず、配当に回すのは成長性を阻害する

でも、投資の目的は人それぞれ

こうした意見は、あくまで「投資効率」という観点からの指摘 であって、「配当金投資が間違っている」わけではないと私は思っています。

投資の目的は 「お金を最大化すること」だけではない。
例えば、精神的な安定、ライフスタイルの自由度向上、キャッシュフローの確保 など、配当金投資だからこそ得られる価値もある。

私は配当金を、「税金のことだけを考えたら非効率かもしれないが、人生設計としては合理的な選択肢の一つ」 として捉えている。


配当金投資が生み出すポジティブな側面

配当金を得ることで、単なる投資リターン以上の恩恵を受けている。

精神的な安定感 → 「毎月〇〇円の配当が入る」という安心感が生まれ、仕事に依存しなくてよくなる
生活残業からの脱却 → 生活費のために無理に残業しなくてもよくなり、自分の時間を確保できる
転職活動の選択肢が増える → 収入ゼロの不安がないため、焦って転職先を決めなくて済む
副業・資格取得の時間が確保できる → 余剰時間をスキルアップに充てられる

「税金面で不利」という話だけで片付けるのは短絡的で、こうした「人生における自由度の向上」という視点を見落としている人も多い。

配当金という「変な感覚」でも資産が築けるなら、それは価値がある

  事実として、昨年190万円の配当金を得ている。
これは、単なる机上の空論ではなく、実際に 「給料以外の収入源を確立している」 ということ。
さらに、今後は 「手取りの給料を超える配当金を得ること」 を本気で目指している。


「効率がすべてじゃない」ー 私の投資スタイル

投資の世界では、
「最も合理的なのはS&P500のインデックスファンドに投資して、長期で資産を増やすこと」 というのが王道だとされている。
それは理屈として正しいし、実際にそれで資産を増やしている人も多い。

でも、

  • すべての人が「資産の最大化」だけを求めているわけじゃない
  • 途中で「配当金」という形でキャッシュを得ることに意味があると考える人もいる
  • 精神的な余裕、生活スタイル、キャッシュフローの確保など、投資の目的は人によって違う

だから、たとえ 「効率的でない」 と思われる投資スタイルでも、
「実際に資産が築けている」なら、それはそれで価値のあるやり方なんじゃないか? という考えがある。


「私のような変な感覚の人がいてもいい」

市場の大多数が「S&P500に投資すればいい」と言う中で、
「配当金を得ながら資産を築く」という方法を選ぶのは、確かに王道ではない。

でも、
「配当金があることで、仕事や人生の選択肢が広がる」 という実感を得ている人間がここにいる。

たとえ「効率が悪い」と言われようが、

  • 実際に年間190万円のキャッシュフローを生んでいる
  • 今後さらに増やしていく目標を持っている
  • その経験を共有することで、同じ考えを持つ人に価値を提供できる

だから、配当金投資の良さを発信し続けることに意味があると思っている。


配当金を活かして「人生を変える」ことを目指すブログ

このブログを運営している理由は、
単に投資のノウハウを共有することではなく、
配当金を活用して人生をより自由にする方法を伝えること。

  • 「働き方の選択肢を増やせること」
  • 「生活残業をしなくてもいい状態を作ること」
  • 「焦らずに転職や副業に挑戦できること」

そういった「配当金がもたらすポジティブな影響」を、できるだけ多くの人に伝えたい。

だからこそ、
「投資はS&P500が最適解」という話だけで片付けるのではなく、
「配当金というキャッシュフローを作ることで、どう人生が変わるのか?」 という部分を、より深く掘り下げていきたい。


結論:生活残業からの脱却は可能であり、その手段は人それぞれ

  • 配当金を得ることで、残業をしなくても収入が入る安心感を得る
  • 残業がないことで時間が生まれ、スキルアップや転職準備ができる
  • 転職活動でも焦らず、自分に合った環境を慎重に選べる

「生活残業に縛られる人生ではなく、自分で選択肢を持つ人生へ。」
配当金はそのためのツールの一つであり、私自身、それを活用して人生を変えつつある。
この経験を通じて、少しでも多くの人が『働き方の自由』を手にするきっかけになればと思う。

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