本日も毎週日曜日恒例の総資産報告をお届けします。この記事では、今週の資産の動向と市場の影響を振り返り、以下のポイントを解説します:
- 現金比率の増加と株式の減少がポートフォリオに与えた影響
- 円高進行や米国市場の低迷が投資戦略にどう影響したか
- 最近の経済ニュースや市場の動きに基づいた投資戦略
- WBA(ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス)の無配転落に関する重要な情報とその影響
これらの情報を元に、今後の資産運用の方向性をどう定めるべきかを考察しています。毎週の報告を通じて、資産運用の進捗状況を追い、次のステップを見定めていきます。
先週の記事は以下になりますので、是非ともご覧になってみてください。
この記事の内容を 1分ちょっとの動画 にまとめてみました!文章をじっくり読む時間がない方も、この動画を観るだけで要点を理解できます。
1. 各種資産の動向
現金(預金)
現金比率が +37.74% と大幅に増加しました。
これは、ポートフォリオの一部をリバランスし、株式の割合を減らしたことによるものです。最近の円高進行や株式市場の不安定さを考慮し、一部資産を現金化することでリスクヘッジを行いました。
今後、株式市場の動向を見極めながら、適切なタイミングで再投資を検討していきます。
株式(現物)
株式資産は -5.89% の減少となりました。
これは、市場の影響だけでなく、ポートフォリオの変更により株式の割合を減らしたことが主な要因です。
米国市場の低迷に加え、円高進行による影響で、一部の日本株や米国株が下落。これを受け、今後の市場動向を注視しながら、慎重に再投資を進めていく予定です。
投資信託
投資信託は -1.38% の減少となりましたが、大きな変動はありませんでした。
インデックス投資を中心に安定した運用を継続しており、特にS&P500インデックスファンドの積立を継続中です。
今後も長期的な成長を見込んで淡々と積立投資を続ける方針です。
年金
年金資産は -1.76% の減少となりました。
これは、現金比率を高めるため、一部を現金化した影響によるものです。
市場の変動に左右されにくい運用を心がけつつ、リスク管理を意識した資産配分を続けていきます。
ポイント
ポイントは +1.58% の増加となりました。
日々の生活費を効率的にポイント還元のある決済手段で支払うことで、少しずつポイントを積み上げて資産形成に活用しています。
2. 総資産の推移
総資産は -1.61% の減少となりました。
株式の割合を減らしたことで、全体の評価額が減少しましたが、現金比率が増えたことで、今後の再投資の選択肢が広がったとも言えます。
今週の資産減少の主な要因は以下の2点です。
- ポートフォリオ変更による株式の割合減少
- 円高の進行による資産評価額の目減り
今後は、市場の動向を見ながら、待機資金の活用を考えていきます。特に、円高の影響で米国株の割安な銘柄が出てくる可能性があるため、慎重に投資の機会を見極める予定です。
3. 今週の市場動向と経済ニュース
今週の市場に影響を与えた主な要因は「円高の進行」です。
ドル円の下落により、輸出企業にとってはマイナス要因となり、日本株全体が弱含みとなりました。
また、米国市場も低調だったため、保有している米国株の評価額にも影響が出ています。
このような環境の中で、現金比率を高める決断をしたことは、リスク管理の観点から適切だったと考えています。
今後は、円高がさらに進むのか、それとも反発するのかを見極めながら、最適な投資タイミングを探っていく方針です。以下に何記事がピックアップしました。
今週、日経平均株価は2週連続で下落し、3万9000円台を維持できませんでした。主な要因として、トランプ米政権がメキシコ、カナダからの輸入品に25%の関税、中国に10%の追加関税を発動することを正式に決定したことが挙げられます。これにより、世界経済の混乱が懸念され、市場に不安感が広がりました。また、日銀の追加利上げ観測が高まり、円高が進行したことも相場の重荷となりました。
2月7日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が前日比444.23ドル安の4万4303.40ドルで取引を終えました。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測が後退したことが主な要因とされています。これにより、米国株式市場全体に売り圧力がかかり、投資家心理が冷え込んだと考えられます。
2月6日のニューヨーク外国為替市場では、円が対ドルで8週間ぶりの高値を付けました。イングランド銀行(BOE)の利下げを受け、英ポンドが下落したことが影響しています。また、日銀の田村直樹審議委員の発言が円買い材料とされ、円高が進行しました。円高は輸出企業の収益にマイナスの影響を及ぼすため、株式市場にも影響を与えています。
今週の配当金
2月の配当金総額:41,124円
今週の配当は1銘柄のみでしたが、しっかりとした額を受け取ることができました。
今週の配当を出した企業のヒント
ヒント | 内容 |
---|---|
本拠地 | 英国 |
業種 | 伝統ある消費財セクター |
市場 | 米国市場にも上場 |
配当頻度 | 四半期ごと |
特徴 | 安定したキャッシュフローと高配当 |
分かったでしょうか?この銘柄からの今週の配当金は41,124円でした。
累計配当金の進捗
年初(1月)からの累計配当金: 334,748円
年間目標の300万円に対する達成率は、11.16% となりました。
月別の配当金推移
月 | 配当金額 (円) | 累計配当金 (円) | 目標達成率 (%) |
---|---|---|---|
1月 | 293,624円 | 293,624円 | 9.79% |
2月 | 41,124円 | 334,748円 | 11.16% |
順調に積み上がっています。このペースを維持すれば、年間300万円の達成は十分に見えてきます。
現金比率の増加と総資産の減少について
今月は、手元の現金が増えたことが大きな変化でした。これは、いくつかの株を売却して現金化したためです。最近の株式市場は不安定で、急な下落のリスクもあるため、資産の一部を現金で持っておくことで、安全性を高める目的があります。現金を多めに確保しておくことで、今後の投資チャンスにも柔軟に対応できるようになります。
一方で、資産全体の金額は減少しました。これは少し残念な気持ちもありますが、今回の売却は「資産のバランスを整えるため」の動きなので、大きな問題ではありません。例えば、今の市場が割高と感じたら、一旦利益を確定して現金を増やすのも戦略の一つです。
長期的に資産を増やすためには、ただ持ち続けるだけでなく、状況に応じて「売る」「現金を増やす」「再投資する」といった判断が必要です。今回の動きもその一環であり、今後の市場の流れを見ながら、より効率的に資産を増やせるように調整していくつもりです。
ポートフォリオを再構築している内容
現在、ポートフォリオの再構築を進めています。具体的には、現金比率を高め、リスクを分散させるために、安定的な収益を見込める銘柄への投資を強化しています。また、WBA(ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス)の無配転落を受けて、高配当株に対する依存度を見直し、よりバランスの取れたポートフォリオを目指しています。
配当金を伸ばすことを重視し、安定した配当を提供する企業への投資を強化しています。
リバランスの重要性
リバランスの重要性を再認識しています。市場の動向や経済状況に応じて、ポートフォリオを適切に調整することが、長期的な安定した資産運用に繋がります。今後も定期的にリバランスを行い、適切な資産配分を維持していきます。
新ニーサ枠の購入について
新しいNISA枠を利用して、さらなる資産形成を目指しています。特に、成長投資枠と積立投資枠を活用し、少額からコツコツと積み立てていく予定です。新ニーサを活用することで、税制上のメリットを最大限に享受し、将来の資産形成を加速させる狙いです。
ポートフォリオの再構築において、投資信託の割合をさらに増やすことを考えており、新ニーサ枠の成長投資枠で約120万円を購入しました。また、株式売却で得た資金で新たに2銘柄に100万円程度を投資しています。これらの銘柄は、安定した配当を提供し、配当金の増加が見込まれる企業です。
新しく購入された2銘柄について、直接的な表現を避けつつヒントを与える形でまとめました。以下のように、各銘柄に関する特徴を示すヒントを表形式にしました。
銘柄 | ヒント(業種・特徴) | 1. 成長の要因 | 2. 配当の特徴 | 3. ポートフォリオへの貢献 |
---|---|---|---|---|
銘柄1 | 産業機械や化学分野に関わる大手企業。エネルギー関連にも強みを持つ。 | 世界的な経済活動の回復やインフラ投資が需要を促進。 | 定期的に安定した配当を提供し、長期的な安定性が魅力。 | 経済復興に伴う成長を期待、安定的なキャッシュフローを提供。 |
銘柄2 | プラスチックや化学製品を扱う企業で、産業界全般に強い影響力。 | 経済の回復や新技術の導入が売上を押し上げる。 | 比較的高い配当利回りを提供しており、安定感がある。 | 配当金再投資戦略との相性が良く、ポートフォリオの安定性を強化。 |
今週の衝撃ニュース:WBAの無配転落
今週、投資家にとって非常に残念なニュースがありました。それは、WBA(ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス)が無配転落したという報告です。これは特に、高配当株投資家にとっては大きな衝撃です。
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は、過去92年間続けてきた四半期配当を停止することを発表しました。この決定は、経営再建に向けて現金を確保し、負債削減とフリーキャッシュフローの改善を優先するための措置です。この発表を受けて、WBAの株価は下落しました。
WBAは長年にわたり安定した配当を提供してきた企業として知られており、特に配当再投資戦略を実践している投資家にとっては心強い存在でした。しかし、今回の決定により、その安定性が一時的に崩れることとなり、株主にとっては痛手となります。
無配転落の理由としては、企業の財務状況や再構築計画が影響していると言われています。厳しい市場環境や再生への投資が必要なため、一時的に配当の支払いを停止する決定をしたということです。これにより、WBAの株主はキャッシュフローの一部を失うことになり、その影響を受けることになります。
このような出来事は、配当金再投資戦略を採用しているポートフォリオにとって大きな影響を与えます。再投資による複利効果が期待できないため、今後のリバランスやポートフォリオの調整が重要となります。WBAを保有している投資家は、今後どのように対応すべきかを再検討する必要があります。
今週のまとめ:
総じて、今週の資産の変動は、現金比率を高めることでリスクを分散し、株式市場の不安定さに備える戦略が取られた結果でした。円高進行や米国市場の低迷が影響を与えましたが、今後の投資チャンスに備えた現金の確保は有益といえます。特に、WBAの無配転落がポートフォリオに与える影響は大きく、リバランスの重要性を再確認させられました。新しいNISA枠を活用した積立投資や、配当金を再投資する戦略をさらに強化することで、安定した資産運用を目指していくことが重要です。
今後も市場動向を注視し、適切なタイミングで再投資を進め、ポートフォリオのバランスを保ちながら資産形成を続けていく予定です。