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「資格取得に必要な5分の習慣!時間を投資して未来を切り開く方法」

はじめに:時間を投資として捉える感覚

資産運用をしていると、複利の力を実感します。お金を投資し、時間をかけて増やしていく。この考え方は、私の人生に大きな影響を与えています。そして気づいたことがあります。それは、「時間」もまた投資であり、正しく活用すれば複利のように知識や可能性を増やしていけるということです。

資格取得や学びを通じて得られる知識は、最初は小さな一歩かもしれません。しかし、それを積み重ね、掛け合わせることで、将来の自分に大きなリターンをもたらすのです。この記事では、「時間も投資だ」という考え方を軸に、資格取得や学びがもたらす未来の可能性についてお話しします。


20代は資格ゼロからのスタート:転機は30代で訪れた

20代の私は、資格なんて普通免許くらいしか持っていませんでした。「資格を取る時間があれば、もっと実務に集中したほうがいい」「今の仕事で必要ないなら意味がない」と考えていたのです。

しかし、30代になり転機が訪れました。今の会社に入って数年、資格取得を推奨される環境に身を置いたことで、最初に挑戦したのが「危険物取扱者」です。当初は業務上必要だからという理由でしたが、無事合格したことで「やればできる」という自信が生まれました。それ以来、資格取得が習慣となり、「ITパスポート」「QC検定」などを毎年2つほど取得してきました。

(昨年受験していた浸透探傷試験の試験もつい先日無事合格しましたので、幸先の良いスタートを切れています。)


資格取得を「時間の投資」として捉える理由

時間も複利を生む投資

お金が複利で増えるように、資格取得や学びもまた「知識の複利」を生むと考えています。一つの資格で得た基礎知識が、次の資格やスキルの土台となり、さらに深い学びへとつながります。

例えば、「ITパスポート」を取得したことで、プログラミングに興味を持ち、「Pythonを学ぼう」という次のステップへ進みました。また、QC検定で学んだ品質管理の知識と危険物取扱者で得た化学の知識を掛け合わせることで、製造業の業務改善に役立つ視点が広がりました。資格一つひとつは小さなものでも、それを掛け合わせることで新しい価値を生み出せるのです。

資格を単体で見るのではなく、掛け合わせることによる可能性を考えながら資格取得を目指します。


資格取得の意義:今後主役になる可能性がある

資格には、業務に直結するものと、そうではないものがあります。例えば、「危険物取扱者」や「QC検定」は今の業務で役立つ知識です。一方、「ITパスポート」や「FP3級」は、現在の仕事には直接関わる可能性が低いものです。

しかし、これらの資格が「今は主役ではなくても、未来で役立つ可能性がある」と考えることが、私にとって資格取得の意義を深めています。ITパスポートの知識がPython学習につながったように、一見無関係に思える資格も、未来で主役になるチャンスを秘めているのです。


資格取得を続けるための効率的な時間管理

資格取得に必要な時間を投資と考えるからこそ、その時間を無駄にしない工夫が大切です。私が実践しているのは以下の方法です。

  1. 柔軟な朝5時のルーティン
    子供が寝ている早朝を活用して勉強しています。ただし、「毎朝1時間」と決めすぎると、それが重荷になることも。5分だけでもいいから手を付けることで、無理なく継続できる仕組みを作っています。
  2. スキマ時間の活用
    通勤時間や昼休みをフル活用しています。アプリで問題を解いたり、音声教材を聞いたりすることで、まとまった時間が取れない日でも学びを止めません。
  3. 小さな目標の設定
    大きな目標ではなく、毎日達成できる小さなタスクを設定します。「テキストを3ページ読む」「模擬試験を1問解く」など、少しずつ進めることで達成感を積み重ねています。

子育てが落ち着いたら、さらなる挑戦へ

今は子育て中で忙しい日々を過ごしていますが、いずれ落ち着いたときには、さらに難関な資格への挑戦を計画しています。中小企業診断士や税理士、公認会計士など、専門性の高い資格を目指し、知識を深堀りしていくつもりです。(実際にどこまでいけるかはわかりませんが、使える時間は増えていきます。)

その背景には、終身雇用が続く保証がない時代だからこそ、差別化できるスキルや「飛び道具」を持ちたいという思いがあります。いくら資産運用をしていても、それだけに頼りすぎるとリスクが大きくなるため、ポートフォリオの一部として自分自身のスキルを積み上げていきたいと考えています。現状サラリーマンとしての収入、資産運用による配当収入しかありません。

分散投資とか言っておきながら、収入のポートフォリオは分散されてイなのが現状です。ここに副業などを入れて少しでもポートフォリオを分散させていければと考えています。


知識の複利がもたらす未来へのワクワク感

資格取得を続ける中で感じるのは、学びが「複利のように積み重なる」という感覚です。これまで得た知識が土台となり、次の学びがさらに深まる。そして、それが将来どんな可能性を生むのかを考えると、ワクワクして仕方ありません。

学び続けることで、「将来、どんな新しいことに挑戦できるだろう」という期待感が湧いてくるのです。この気持ちがあるからこそ、日々の忙しさの中でも学びを止めることがありません。


最後に:時間を投資と考え、行動を始めよう

資格取得に費やす時間を「投資」と考えることで、その価値が明確になります。投資にはリスクが伴いますが、それを活かすも無駄にするも自分次第です。今は小さな努力でも、それが未来にどんなリターンを生むかは分かりません。だからこそ、一歩踏み出すことが大切です。配当金のように数字に見えるものを積み上げる楽しさもありますが、自己成長という目に見えないものも資格取得を通して可視化されれば、楽しみややりがいを感じるのではないでしょうか?

あなたもぜひ、時間を投資と考え、資格や学びを始めてみませんか?

補足説明:この記事で紹介した資格一覧

1. 危険物取扱者(乙種第4類・第6類)

  • どんな資格?
    危険物の性質や取り扱い方法について学び、安全に貯蔵・運搬・使用するための国家資格。
  • 取得のメリット
    第4類(引火性液体)と第6類(酸化性液体)は、特に工場や倉庫などで扱う物質の管理に役立つ。乙種の資格を持っていれば、該当する危険物の取り扱いを現場で担当できる。
  • どんなことができる?
    ガソリン、灯油、アルコールなどの燃料や酸化性物質を安全に取り扱えるようになり、化学工場やガソリンスタンド、倉庫管理の現場で重宝される。

次に活かせる資格 甲種危険物取扱者、消防設備士、高圧ガス製造保安責任者、毒物劇物取扱責任者

2. QC検定(品質管理検定)

  • どんな資格?
    品質管理に関する知識を学ぶ検定試験で、製造業やサービス業でのプロセス改善や不良品削減に役立つ。
  • 取得のメリット
    基礎的な品質管理から統計を活用した分析方法まで、段階的にスキルアップできる。業務改善の提案力が向上する。
  • どんなことができる?
    製品やサービスの品質向上を目指し、不具合の原因分析やデータを基にした改善提案が可能になる。特に製造業でのキャリア形成に効果的。

次に活かせる資格 ISO9001内部監査員、統計検定(3級~1級)、ロジスティクス管理検定

3. ITパスポート

  • どんな資格?
    ITに関する基礎知識を学ぶ国家試験。非エンジニアでもIT関連の用語や技術を理解できるようになる。
  • 取得のメリット
    デジタル化が進む中、どの業界でも求められるITリテラシーを身につけることができる。これからの時代に必須の基礎知識。
  • どんなことができる?
    ITの基礎知識を活用して、業務効率化やデジタルツールの導入サポートなど、社内のIT化を推進する役割を担える。

次に活かせる資格 基本情報技術者試験(FE)、応用情報技術者試験(AP)、データベーススペシャリスト試験(DB)、AWS認定資格(クラウドプラクティショナーなど)

4. FP3級(ファイナンシャル・プランニング技能士)

どんなことができる?
ライフプランに基づく資産設計や、保険見直し、税金の基礎知識を使った家計管理が可能に。金融機関や保険業界での活躍にもつながる。

どんな資格?
個人や家庭の資産形成をサポートするための資格。金融商品や保険、税金、不動産、相続などの知識が身につく。

取得のメリット
自分の資産運用や家計管理に役立つだけでなく、周囲の人へのアドバイスも可能になる。将来的にはFP2級やCFPへのステップアップも視野に入る。

次に活かせる資格 FP2級(ファイナンシャル・プランニング技能士)、AFP(日本FP協会認定資格)、宅地建物取引士(宅建)、証券外務員(1種・2種)

5. 浸透探傷試験レベル2

  • どんな資格?
    非破壊検査(NDT)の一つである浸透探傷試験に関する資格。目視では確認できない金属や非金属材料の表面欠陥を検出する技術を学ぶ。
  • 取得のメリット
    製品の品質管理や安全性の向上に貢献するスキルを得られる。特に製造業やインフラ保守の現場で必要とされる。
  • どんなことができる?
    金属製品や溶接部分の表面にある微細な割れや欠陥を検出し、安全基準を満たすための検査を行うことができる。品質保証の現場で信頼される技術者として活躍可能。

次に活かせる資格 非破壊検査技術者(RT、UTなど)、ISO9712資格(非破壊試験技術者認定)、建築施工管理技士

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