投資を続けていると、「お金を増やす」だけではなく、「そのお金をどう活かすか」という視点が自然と身についてきます。資産運用を始める前は、配当金は単なる「収入源」にすぎないと考えていましたが、今ではその使い道を再考するようになり、自己投資や知識の習得に活用するようになりました。本記事では、私が配当金を使ってどのように未来の可能性を広げているのかをご紹介します。
配当金の使い道：自己投資が生むリターン
配当金の再投資は多くの投資家が実践している手法ですが、私はそこに「自己投資」という新しい視点を取り入れました。得られた配当金を自分自身のスキルアップや知識習得のために使うことで、資産運用だけでなくキャリアや生活全般にわたる「未来への投資」を実現しています。
例えば、配当金を資格取得の費用に充てています。これまでに取得した資格には、FP2級や危険物取扱者などが含まれます。これらの資格が現在の仕事で直ちに役立っているわけではありません。しかし、「将来的に役立つ可能性がある」という期待を持ちながら努力を続けています。転職活動をする際に、どの資格が採用の決め手になるかはわかりません。だからこそ、資格取得は「未来への保険」として価値があるのです。
資格取得が広げる選択肢：実体験から学んだこと
資格を取得することで、私は単に知識を増やすだけでなく、物事に取り組む姿勢そのものが変わりました。特に子育てや仕事の忙しい日々の中で時間をやりくりしながら学ぶことで、効率的な学習方法を身につけることができました。
例えば、勉強時間の確保には「毎日30分だけ」と決めて取り組むことが大きな助けとなりました。この習慣が根付いたおかげで、忙しい日でもコツコツと学びを進めることができ、結果的に資格を取得するペースを維持できています。また、勉強の進捗を管理するために「スタディプラス」というアプリを活用し、自分の努力を可視化することでモチベーションを高めています。
これらの経験を通じて感じるのは、資格取得が直接的な収入やキャリアアップに繋がらなくても、選択肢を広げるための重要な「資産」になるということです。いつどこで役立つかはわからない。でもその不確実性こそが、未来の可能性を秘めているのです。
ゲーミングPCという新しい自己投資の形
配当金を活用した自己投資は資格取得だけに留まりません。最近では、プログラミングを学ぶためにゲーミングPCを購入しました。一見すると、PCに数十万円を費やすのは「贅沢」と思われるかもしれません。しかし、私にとってはこれも未来を見据えた「投資」の一環です。
現時点では、PCのスペックは完全にオーバースペックです。しかし、今後プログラミングのスキルを磨き、それを仕事や副業、さらに息子の教育に活用できる場面が来ると信じています。特に、子どもが成長したときに一緒にPCを使って学ぶ時間を持つことができれば、それは単なる物理的な道具以上の価値を生むでしょう。
また、このゲーミングPCを使いながら、ブログやYouTubeなどで情報発信を再開することも視野に入れています。過去にはブログ運営や動画作成を行った経験がありますが、その際は時間的負担が大きく、継続できませんでした。しかし、今回の取り組みでは「自己満足ではなく、知識を共有する場として活用する」ことを目指しています。
お金と知識の好循環を生む習慣の大切さ
投資や自己投資を通じて学んだ最大の教訓は、「お金は使い方次第で無限の可能性を生む」ということです。配当金をただの収入源と捉えるのではなく、それを未来を切り開くツールとして考えることで、より価値のある使い方が見えてきます。
私が投資や資格取得、ゲーミングPCの購入を通じて実感したのは、知識やスキルは単なる「自己満足」で終わるものではないということです。それらは自分自身の選択肢を広げるだけでなく、家族や周囲の人々にとっても良い影響を与える可能性があります。
未来に向けて：お金と知識をどう活かすか
これからも私は、配当金を使った自己投資や勉強を続けていくつもりです。お金を増やすことが目的ではなく、それを「どう活かすか」が最も重要だと考えています。いつかこれらの取り組みがブログや他の形で公開できる日が来れば、そのときには私の経験が他の人々にとっても何かしらのヒントになればと願っています。
投資をしている人や自己投資を考えている人にとって、「お金」と「知識」の活用法は無限に広がっています。未来を切り開くための手段として、ぜひ自分に合った投資の形を見つけてみてください。