「挑戦する投資家がたどり着く配当ライフ」

ディブレ|リスクを越えて築く配当金ライフ

「毎月のキャッシュフロー確保!分配金型投資信託の魅力とデメリットを完全解説」


分配金型投資信託は、毎月または定期的に分配金(お小遣いのような収益)が得られる投資商品として注目されています。この記事では、4つの分配金型投資信託の特徴や実績、他の投資手法との比較を通じて、分配金型投資信託の魅力と課題を深掘りします。


なぜ分配金型投資信託を選んだのか?

メリット

  1. 定期的なキャッシュフロー(収入)の確保
    毎月の分配金を生活費や再投資に回せるため、安定した収益源として役立ちます。
  2. 運用の手間が少ない
    プロが運用するため、個別株のように詳細な企業分析をする必要がありません。
  3. 分散投資が可能
    複数の銘柄に分散して投資できるため、リスク軽減に役立ちます。

デメリット

  1. 信託報酬(運用管理費用)が発生
    分配金から運用コストが差し引かれるため、実質的な利回りが低下することがあります。
  2. 課税の影響
    分配金には税金(20.315%)がかかるため、税引き後の実収益を把握する必要があります。

運用中の分配金型投資信託と比較

試験的に運用中の4つの投資信託を以下にまとめました。それぞれの特徴や構成銘柄、分配金推移を確認していきます。

投資信託名基準価額(円)年間分配金(円)年間利回り(%)差別化ポイント
アライアンス・バーンスタイン11,8793,60030.3成長株に特化
インベスコ 世界のベスト9,4603,50037.0地域分散を重視
ピクテ・バイオ9,4581,80019.04医療・バイオ分野に特化
フィデリティ 米国株式F13,1923,60027.29アメリカ全体に広く分散投資

分配金型投資信託と他の投資手法との比較

投資手法メリットデメリット
分配金型投資信託定期的な分配金、分散投資、運用の手間が少ない信託報酬が発生、税制面でコスト増
高配当株高い配当利回り、企業の値上がり益を狙える個別株リスクが高い、企業分析の手間がかかる
ETF分散投資、高い流動性、低コスト分配金は少ない場合も、税制面で配当株より劣る

再投資 vs 利用

  • 再投資: キャッシュフローが十分で、資産拡大を優先する場合に有効。
  • 利用: FIRE後など収益を生活費に充てたい場合に適しています。

各投資信託の特徴と実績

1. アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコース

  • 特徴: アメリカの成長株に集中投資。キャピタルゲインを狙います。
  • 構成銘柄TOP5: マイクロソフト、アップル、アルファベット、アマゾン、テスラ
  • 2024年の分配金推移:
    • 4月や7月に高額(400円)、8月〜10月に低額(200円)と変動あり。
  • おすすめ: 高成長株に興味がある方に。

2. インベスコ 世界厳選株式オープン(世界のベスト)

  • 特徴: 世界中の成長性と配当性を重視した分散投資。
  • 構成銘柄TOP5: マイクロソフト、ユナイテッドヘルス、ブロードコム、LVMH、3iグループ
  • 2024年の分配金推移:
    • 毎月300円と安定。
  • おすすめ: 安定性と地域分散を求める方に。

3. ピクテ・バイオ医薬品ファンド

  • 特徴: 医薬品やバイオテクノロジーに特化。
  • 構成銘柄TOP5: ファイザー、モデルナ、アムジェン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ギリアド・サイエンシズ
  • 2024年の分配金推移:
    • 毎月150円と控えめ。
  • おすすめ: 医療分野に期待したい方に。

4. フィデリティ 米国株式Fコース

  • 特徴: アメリカ市場全体に投資し、安定成長を目指す。
  • 構成銘柄TOP5: アップル、マイクロソフト、アマゾン、エクソンモービル、JPモルガン
  • 2024年の分配金推移:
    • 毎月300円と非常に安定。
  • おすすめ: 広く安定した収益を求める方に。

最終的な結論

分配金型投資信託を試験的に運用して感じたのは、「資産形成のメインにするのではなく、一部に取り入れるのが現実的」ということです。各投資信託には特徴があり、それぞれ異なる投資目的に適しています。

  • 成長性を重視するなら: アライアンス・バーンスタイン
  • 安定性を求めるなら: インベスコ 世界のベスト
  • セクター特化型を選びたいなら: ピクテ・バイオ
  • 安定成長を重視するなら: フィデリティ 米国株式Fコース

また、私は「みんながやっていないことをやってみる」という少し天邪鬼的な性格もあり、このような分配金型投資信託を試験的に取り入れています。このアプローチは、参考になる方もいれば、そうでない方もいるかもしれません。ただ、大切なのは自分が納得して運用を続けられることです。

分配金型投資信託をうまく活用し、自分に合った投資スタイルを見つけましょう!


3

1

序章:総資産4000万円という目標の意義 新年が始まりました。今年は、資産形成における次のステージを目指して歩んでいく一年です。私自身、現在の資産状況をさらに成長させ、総資産4000万円を達成すること ...

2

楽天経済圏は、日常生活の支出を効率化しながら節約を実現する強力なツールです。その中心に位置するのが「楽天モバイル最強プラン」。本記事では、このプランを最大限活用する方法や、楽天経済圏で得られるメリット ...

3

前編を振り返って 前編では、配当金300万円を目指す私の投資哲学と、減配リスクへの冷静な対応についてお話ししました。LUMNの無配転落やAT&Tの減配などの失敗経験を通じて得た教訓が、投資スタ ...