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「配当金で家計にゆとり!節約しすぎない家計術と全国平均との比較」


現在の家計事情を公開!全国平均との比較で見えた課題と工夫

家計の見直しを定期的に行うことで、自分たちの生活費がどのような状況にあるのかを客観的に把握できます。今回は我が家の1年間の家計データを公開し、総務省や厚生労働省が公表しているデータと比較しながら、課題や工夫について考えてみました。


1. 我が家の年間家計データ

まずは我が家の基本的な収入背景をご紹介します。
年収は500万円に満たないものの、配当金収入が年間約150万円あるため、この配当金が家計の大きな支えとなっています。定期的に入る収入があることで、精神的な余裕が生まれ、節約一辺倒の家計管理を避けることができています。

以下は、我が家(夫婦+子ども1人世帯)の2024年の年間家計データです。12ヶ月分を合算したもので、月平均支出も併記しています。

項目年間支出額月平均支出額
家賃70万円約5.8万円
食費60万円約5万円
日用品55万円約4.6万円
自動車関連費50万円約4.2万円
水道光熱費12万円約1万円
衣服費10万円約8,300円
通信費9万円約7,500円
医療費5万円約4,200円
交際費4万円約3,300円
保険2万円約1,700円

2. 全国平均との比較:夫婦+子ども1人世帯の収入事情

厚生労働省が公表している「2023年 国民生活基礎調査」によれば、全世帯の平均所得金額は524.2万円、中央値は405万円です。
ただし、これらはすべての家族構成を含むデータであり、夫婦+子ども1人の世帯に限定した平均値や中央値は明記されていません。

一方で、年齢別や家族構成別の参考データとして、以下が挙げられます:

  • 30歳代の平均世帯年収:608.5万円
  • 40歳代の平均世帯年収:696万円
    (出典:randstad.co.jp

また、共働き世帯の場合、平均年収は831万円、妻が専業主婦の世帯では635万円となっています。
(出典:randstad.co.jp

また我が家では、年に一度、家計全体を見直すタイミングを作っていますが、読者の皆さんもぜひ「金融庁の家計診断ツール」を活用してみてください。

3.金融庁の家計診断ツールとは?

このツールは、あなたの収入や支出のデータを入力することで、家計の健全性をスコアとして評価してくれるものです。貯蓄率や支出のバランスが可視化され、具体的な改善点も提案してくれるため、非常に実用的です。

  • ツールの特徴
    • 家計のバランスが適切か診断可能。
    • 貯蓄率や支出比率を分かりやすくグラフ化。
    • 今後の目標設定や計画作りに役立つアドバイス。

ツールの詳細は以下のリンクからチェックしてみてください:
➡️ 金融庁の家計診断ツール

4. 我が家と全国平均の比較:気づいたこと

1. 年収規模の違い

我が家の年収(配当金含む約650万円)は、全世帯の平均所得金額に比べてやや高めです。ただし、これは配当金収入がなければ達成できない数字です。共働き世帯や高所得層の平均値と比べると低いですが、配当金のおかげで家計にゆとりを持てています。

2. 精神的な余裕を生む配当金

配当金収入があることで、出費を削りすぎず、特に子どもの衣服やおもちゃ、食べ物に関しては我慢せずに購入できています。「良いもの」や「コスパの良いもの」を基準に選びながらも、必要なものは迷わず購入できる環境が整っています。

5.家計の特徴と考え方

1. 節約と「我慢」のバランス

節約は大事なことですが、出費を削りすぎるのも精神的には良くありません。「我慢」という言葉が頭をよぎると、生活全体の満足感が低下してしまいます。そういった意味で、配当金再投資を行ってきたことが本当に良かったと感じています。

配当金収入が年間150万円あることで、少しずつ「我慢」が減り、必要なものを購入できる余裕が生まれました。特に、子どもの衣服や食べ物、おもちゃなどについては、「良いもの」や「コスパの良いもの」を選ぶ基準はありますが、基本的には我慢せずに購入できています。この点は、家計管理における精神的な健康維持のためにも大切にしている考え方です。


2. 通信費の工夫

楽天モバイルを2回線運用し、普段使い用と家のWi-Fi環境用に分けています。奇跡的に住んでいる地域が5Gエリアにあるおかげで、非常に快適な通信環境を享受できています。楽天経済圏の一員として、この通信環境はコストパフォーマンスも非常に良く、節約の助けになっています。


3. 住居費の柔軟な選択

月5.8万円の賃貸住宅に住んでいますが、田舎では比較的高めかもしれません。それでも、持ち家思考にこだわらず、「将来都会に引っ越す」という野望や、ライフステージに応じて柔軟に住まいを変えられる選択肢を残しています。とはいえ、今後考えが変わる可能性もあるため、この部分については柔軟性を持たせています。


4. 自動車関連費は地域特性を考慮

年間約50万円(月約4.2万円)という支出は、田舎で車社会の我が家ではやむを得ないコストです。カーシェアや公共交通機関が充実しておらず、さらにスタッドレスタイヤが必須の環境です。こうした地域特性を踏まえれば、この費用は納得のいくものとして受け入れています。


6. 今後の改善ポイント

  • 日用品費の内訳をさらに詳細に分析し、無駄を省く工夫を考えたい。
  • 自動車関連費では、燃費の良い車両の検討やガソリン代の割引方法を模索したい。

7. まとめ

家計管理は、節約と精神的な満足度のバランスを取ることが重要です。我が家では、配当金再投資による定期的な収入が、「我慢」を減らし、必要なものを購入できる余裕を生む大きな助けとなっています。また、通信費や住居費など、柔軟な考え方や楽天経済圏の活用により、家計全体を効率化しています。

地域特性やライフスタイルによるやむを得ない支出がある一方で、それを受け入れつつ工夫することで、より快適な生活を目指しています。皆さんも、家計管理を「我慢」ではなく、「効率化」や「満足感」をキーワードに取り組んでみてはいかがでしょうか?





参考資料


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